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FORZA STYLE - 粋なダンナのLuxuaryWebMagazine
FASHION おススメの気絶

【時計選び10年間悩み続けた結論】
サトシーノがLOCMANの名作を清水ダイブした理由

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モノも情報も溢れている時代、「何をどう選んでいいかわからない」「欲しいものがほしい」。そんな悩みをお持ちのダンナに、「もれなく気絶」していただけるアイテムを干場編集長とFORZAエディター陣が厳選。ゲットするか否かは、ダンナ次第です。

ムーブメントはスイス製のバルジュー7750をベースに起用

「38歳になったら、何か新しい時計が欲しい」私がそう思ったのは、干場編集長がその年齢で会社を立ち上げた記念に、オーデマ ピゲのロイヤルオークを購入した事を聞いたのがキッカケでした。服は毎シーズン沢山購入するけれど、時計に関しては圧倒的に値が張るし、もちろん失敗もしたくない。気に入ったものがあっても、よっぽどのキッカケがないと踏ん切りがつかないんですよね。今までも散々、「今日こそは買うぞ!」と意気込んで入店するも、やっぱり、一歩引いてしまって買えない事が何十回とありました。

サトシーノが腕時計を買えずにいた2つの理由

その理由は2つ。欲しい時計の値段が高すぎて二の足を踏んでしまうのと、もう一つは、「本当に俺はコレが最良で正しい選択なのだろうか?」という、土壇場でマリッジブルーのような感覚に襲われてしまうこと。どんな時も身に付けて長い時間を共にする本気の時計選びは、生涯の伴侶探しの感覚と似ているなあ〜ってつくづく思います。だから毎回、気になる時計があっても、運命の人(時計)では無いと言い聞かせるように、デメリットを見つけては諦めるという作業を繰り返すばかり。気が付けば、もう何年もそんな気分に陥ってしまい、いつしか時計購入自体も諦めていたんです。

そんな時、当時全く知らない時計ブランドだった、「LOCMAN(ロックマン)」と出会ったんです。ロックマンといえば、真のイタリア製であることにこだわりながら、世界で初めて生み出したアルミニウムケースにダイヤモンドをセットしたケースやカーボンファイバーケースなど、数々の革新的な世界初モデルを作り出し、すぐに腕時計エンスージアストから認められた本格派。たまたま誘われた展示会だったんですが、その店頭で見た世界観がすごく素敵でした。

ブランドの本社がある場所は、イタリアのティレニア海に浮かぶトスカーナ群島のエルバ島ってところ。ナポレオンが 299日を過ごしたことで有名な場所です。シチリア島やサルデーニャ島とは違い、地中海のリゾートとしては、国際的には知名度が低く、日本の旅行ガイドブックを当たってみても、エルバ島についての記述は驚くほど少ない。


でも、この島はイタリア国内では、超人気リゾートスポットで美しいビーチとダイナミックな景観を楽しめる山が広がり、マリンスポーツやトレッキングも盛んなんです。店頭には、ロックマンの時計よりも、エルバ島の風景写真が沢山飾っていて、そこで流れている動画もめちゃくちゃ素敵なんです!

初めてロックマンの時計をはめた時に、エルバ島とリンクして自分の生まれ育った瀬戸内海の島が思い浮かびました。都会のように急かされず、ゆっくりとした島時間を過ごしていた懐かしい日々。瀬戸内の波のように常に心も穏やかになり、目を瞑れば透き通った新鮮な空気や、緑の香り、そして潮風が頬を撫でるあの感触がこの手に宿ったんです。この時、自分にとっての時計の価値観が180°変わりました。時計に求めていたのは、自分が自分らしくいられる、この安心感なんだとその時に気が付いたんです。

そしていよいよ清水ダイブ!
モンテクリストオートマチッククロノグラフ

44mm、SS&チタンケース、100m防水、サファイヤコーティングガラス、Chrono Automatic S.I.O.with 3countors daydate Ref.516PVD シリコンストラップ 25万6000円 (税抜)、レザーストラップ  26万7000円(税抜)/ロックマン

前置きがめちゃくちゃ長くなりましたが、ロックマンと私の出会いはそんなところ。中でも、私が一目惚れして購入したのはブランドを代表する人気モデル、モンテクリストオートマチッククロノグラフ。44mmの大振りなブラックフェイスにステンレス使用のスポーティなモデルですが、縁がゴールドになっていて、さりげなくラグジュアリー感を醸し出しているんです。これなら、周りで誰も持っていないし、シンプルで飽きのこないデザイン性も最高。大人の余裕ってやつをこの時計を通じて知れた気がします。

そして、この時計の魅力を語る上で欠かせないのが、ずばりムーブメント。100万近くするような高級腕時計ブランドにも搭載されているスイス製のバルジュー7750をベースに作っているんです。
バックスケルトン仕様で、オリジナルロゴが入った名機を目で確認して楽しむことができるのがキモ。一見、重量感あるデザインですが、かなり軽量に仕上げていて、一日中付けていても全く疲れないんです。

元々は、レザーストラップモデルですが、もっとスポーティ仕様に変更したくて純正のシリコンストラップを別でオーダー。約2万円ほどかけて付け替えています。気分や季節に応じてレザーとシリコンどちらも楽しめるようになったので、マンネリも防げます。

気になるお値段は、シリコンストラップ仕様で25万6000円(税抜)、レザーストラップ仕様で26万7000円(税抜)と、30代が考える本命時計としては勿論、余裕のある方なら2本目や3本目にもオススメできる価格も魅力の一つです。。因みに私は、20代から愛用しているロレックスのサブマリーナも愛用していて、2本使いにしています。

この時計は、Tシャツのカジュアルコーデは勿論、シャカシャカ系のジャケパンコーデにも相性が抜群。値段以上にかなり高見えします! 他ではあまり見かけないので、会う人会う人に時計のことを必ずと言っていい程聞かれます。今では、初めの会食でも時計がコミニケーションを取れるネタ話にもなっています。もし、見栄のためだけに、なんとなくで無理をして大金を投じた腕時計では、正直ここまで満足度はなかったかもしれない。

それよりも、自分らしくいられる時計を選んで、残った予算を旅行代に回したり、好きな彼女と美味しいレストランに行ったりして、思い出を沢山作った方が楽しんじゃないかと私は思います。これもエコラグ的発想のひとつですよね。

今の夢は、このロックマンを着けて、エルバ島に行くこと。ロックマンの時計から、旅の夢まで膨らむなんて思いもしなかったけれど、こうした出会いって人生を変える素敵な宝物なんです。人生や価値観を本当に変えるんだなあって、この歳になって気付かされています。東京で生き抜くためのお守りとして、これからも大切に身に付けていきたい。

そして、今回私のようにレザーベルトとシリコンストラップどちらも欲しい!って方には、サトシーノモデルと言って注文していただければ、なんと2万円ほどするシリコンストラップを無料でプレゼントされるんですって! ロックマンさん、めちゃくちゃ太っ腹すぎます(泣)。気になる方はぜひこの機会に店頭へお問い合わせください。

【 International Watch GINZA Exhibition 1】

ロックマン銀座店で行われるイベントのお知らせ。スイスには、500社以上あると言われる腕時計ブランドがありますが、ほとんど日本で見ることはできません。そこで、もっと気軽に人気ブランドの名機たちに触れ合える機会を作れたらという想いから生まれたイベントが、International Watch GINZA Exhibition 1。

記念すべき、第一回のテーマは、”ブランド信仰へのアンチテーゼ”。それぞれ別のアプローチながら、同じ志を持ち、真摯に時計作りに向き合うブランドを集めました。どれをとっても期待を裏切られることはない珠玉の逸品たちをお楽しみください。もちろん、私もPARTY参加しますよ!
 
場所:「LOCMAN 銀座本店」 東京都中央区銀座5-9-12 ダイヤモンドビル1F
会期 :2019 年9 月10 日(火)~14 日(土)11:00 ~ 19:00
Thanks Party:9月14日(土)17:00~21:00(入場無料/ミラヴァル 1杯無料)
 

【参加ブランド】
・LOCMAN / ロックマン(イタリア)
・Alpsolute / アルプソリュート(スイス)
・Greco / グレコ(スイス)
・MONTFORT / モンフォート(スイス)
・Meccanica Grezza / メカニカ グレッザ(スイス)


Photo:Shimpei Suzuki
Text:Satoshi Nakamoto

 
【問い合わせ】
ロックマン ジャパン
03-6264-5552
www.locman.jp



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