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【男性向け】フェロモンをムンムンに溢れさせるためには

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そもそもフェロモンって何か知っていますか?

特別イケメンなわけじゃないのになぜかモテモテのアイツ……。もしかするとフェロモンが関係しているかもしれません。

よく耳にはするけれど実はよく知らないフェロモンについて、その仕組みから出し方までがっつりと深掘りしていきます。

焦って謎のフェロモン香水を買ってしまう前に、きちんと知識を身に着けましょう‼

目次

■フェロモンとは
・意味
・ホルモンとの違い
・種類
①性フェロモン
②集合フェロモン
③道標フェロモン
④警報フェロモン
⑤女王物質

■フェロモンが伝わる仕組み

■人間のフェロモンの発見

■男性のフェロモン
・テストステロン
・アンドロステノン

■フェロモンが出ている男性の特徴
・外面
①体毛が濃い
②頭髪が薄い
・内面
①精神が安定している
②仕事ができる

■フェロモンが女性を惹きつける理由
・精力の逞しさを感じさせるから
・リラックス効果

■男性フェロモンの出し方
・亜鉛を摂取する
・筋トレをする
・睡眠を充実させる

■フェロモン=色気⁉
・低い声
・落ち着いた話し方や動作
・たくましい身体
・よい香り

■まとめ

■フェロモンとは

・意味

そもそもフェロモンとは、人間を含む動物の体内で作られ、体外に分泌後、同じ種族の別個体に一定の行動や変化を促す物質のことです。

散歩中の犬同士がお尻を嗅ぎあっているのを見たことはありませんか? あれは言葉を持たない犬同士が自分の情報をフェロモンを通じて交換し合っているのです。このように自然界では様々な動物がフェロモンによってコミュニケーションをとっています。

・ホルモンとの違い

フェロモンとホルモン、なんだかごっちゃになっている人も多いのではないでしょうか。別物ですからきちんと理解しておきましょう。

先ほどご説明したフェロモンに対し、ホルモンとは体内で分泌され、身体の各機能を調節するものです。よく聞く「男性ホルモン」は髭が伸びることや筋肉の生成を促すホルモンのこと。つまりホルモンは自分自身に作用するもので、フェロモンは他人に作用するものと考えればよいでしょう。

・種類

フェロモンと一口に言っても、実はいろいろな種類があります。いくつかご紹介しましょう。何気なく見ていたあの現象も、フェロモンの働きだったんだと驚きますよ‼

①性フェロモン

フェロモンと聞いて多くの人が想像するのがこの性フェロモンでしょう。自身が成熟し交尾が可能な存在であることをアピールしたり、他者を発情させる効果のあるフェロモンです。

今回の記事では、人間における性フェロモンについて重点的にまとめていきます。

②集合フェロモン

越冬や交尾のため、同種を集める働きのあるフェロモンです。てんとう虫が越冬の際、あたたかい藁の中などに大量に集まることができるのは、この集合フェロモンのためだと言われています。

③道標フェロモン

エサのありかなどの目的地から自身の巣までの道のりにフェロモンを残すことで、他の個体にも辿らせるためのフェロモンです。

幼い頃、どうしてアリが一列に並んでエサを運んでいるのか、気になったことありませんか? あれは、初めにエサを見つけたアリが道標フェロモンを分泌しながら巣に帰り、それを辿って仲間のアリたちがエサを回収しているからだったんです。思ったよりも高度なコミュニケーションですよね。

④警報フェロモン

これはその名のとおり、外敵の存在や危険を仲間に知らせるためのフェロモンです。

古来から「ネズミが一度かかった罠には、二度とネズミがかからない」と言われてきましたが、その理由がこの警報フェロモン。罠にかかったネズミAが警報フェロモンを分泌することで、それ以外のネズミがその罠に近づいた際、ネズミAの警報フェロモンを感知してすぐに逃げ出すという仕組みになっています。

⑤女王物質

ハチやアリなどの群れで暮らす昆虫は、この女王物質によって階級社会の形成と維持をしています。

女王バチが発する女王物質は、他の雌の卵巣の発育を抑制し、働きバチとしての行動を起こすようにするよう働くからです。女王が死んだ場合はこの物質の供給が途絶えるため、働きバチや幼虫の中から次の女王となる生殖能力のあるものが現れます。

■フェロモンが伝わる仕組み

フェロモンと聞くと匂いをイメージする人が多いかと思いますが、実はフェロモンは匂いとして知覚されているのではありません。フェロモンは無意識下で私たちの脳に直接働きかけ、ホルモン分泌を促します。それによって身体が反応するのです。そのため、フェロモンが影響を与えているのも潜在意識だと考えられています。

少し具体的にお話ししましょう。我々人間の身体は、鼻の粘膜にある嗅覚神経で匂いを感じ取り、その信号を脳で認識することで「くさい」「いい匂い」などの判断をしています。一方、フェロモンは鼻の先端にある小さなくぼみ「鋤鼻(じょび)器官」で感知し、性欲やホルモン分泌などを司る脳の視床下部が反応するというメカニズムで伝わります。フェロモンは嗅覚とは少し違うということがお分かりいただけるでしょうか。

また、フェロモンは1グラムの1兆分の1程度の極めて少量でも効果をもたらすものが多く、それ自体はほぼ無臭であることからも、嗅覚とはまったく異なるものであることがわかりますよね。

■人間のフェロモンの発見

前述のように、動物たちにはフェロモンがあることが昔からわかっていました。しかし、人間の持つフェロモンに関する研究が進んだのは、意外にも50年ほど前のことでした。

1953年、アメリカのユタ大学に勤めるデービッド・バーライナー博士が人間の皮膚について研究中、不思議なことに気が付きました。研究材料の皮膚細胞抽出物が入った瓶を開けているときは、いつもは陰気な研究室の同僚たちが朗らかになりますが、蓋を閉めると研究員たちの行動は徐々に元に戻っていくのです。

この発見から人間のフェロモンに関する研究が進められていったと言われています。

■男性のフェロモン

男性フェロモンを出しモテるためには、そのフェロモンに具体的にどんな成分が含まれているのかを知ることが大切です。一般的に男性フェロモンとされている物質は大きく二つ、テストステロンとアンドロステノンです。それでは、それぞれについて知っていきましょう。

・テストステロン

男性フェロモンの主要成分は「テストステロン」と呼ばれる男性ホルモンです。約95%が精巣で生成されます。いかにも男性のホルモンといった感じですよね。

このテストステロンとは男性が女性を惹きつけるために最も重要なホルモンで、モテホルモンと呼ばれるほど。具体的には筋肉や血管を若々しく保ったり、精神を安定させたりします。これらはモテる男の条件ですよね。テストステロンの分泌が増えると、男性フェロモンも体外へと放出されていきます。

★テストステロンについての詳しいことはこちらの記事をご覧ください
 テストステロンでいつまでも若々しい男でいる秘訣とは?

・アンドロステノン

こちらは男性ホルモンが代謝されてできる性フェロモンです。このフェロモンを男性が嗅ぐと甘い尿のようなとても嫌な臭いに感じますが、女性は比較的平気な人が多い不思議なフェロモンです。

血液中ではテストステロンもアンドロステノンも濃度が同じくらいですが、わきの下から出る汗ではアンドロステノンの濃度が圧倒的に高くなります。つまり発汗がアンドロステノンの放出につながるということです。

ちなみに哺乳類のフェロモンとして初めて発見された物質としても有名なんですよ。

■フェロモンが出ている男性の特徴

もはや、フェロモンが出ている男性=男性ホルモンの多い男性と言っても差し支えはありません。

・外面

①体毛が濃い

個人差はあるにせよ、基本的に男性は女性に比べて体毛が濃いですよね。実際、体毛が濃い男性は男性ホルモンも多いため、フェロモンを多く分泌する傾向にあります。

そのため、ヒゲや胸毛などの濃い体毛に男らしさや魅力を感じるという女性も少なくありません。海外俳優などをみると、立派な胸毛がセクシーと言われている人も多いですよね。

②頭髪が薄い

これも男性ホルモンと密接にかかわった項目です。男性ホルモンが活発に分泌されると、体毛は濃くなりますが頭髪は薄くなってしまいます。そのため、薄毛の人は男性フェロモンも多く放出しているということになります。

・内面

①精神が安定している

テストステロンをはじめとする男性ホルモンが減少すると、男性更年期障害と呼ばれるイライラなどの精神的なストレス症状が表れます。裏をかえせば、男性フェロモンを放出するほど男性ホルモンの多い人は、情緒が安定しているということです。

②仕事ができる

古くは狩猟、今は新しいことに挑戦しようとするチャレンジ精神や、人間関係を大切にする社会性。そしてビジネスマンには必須の競争心。これらの気持ちを高める作用が男性ホルモンにはあります。そのため、これらの要素を兼ね備えたデキる男は、押しなべて男性フェロモンも強く放出しているんです。

また、男性の支配欲にもテストステロンが関係していることがわかっています。とある研究で、金融街のやり手ビジネスマンを集めてテストステロンを調べたところ、みな非常に値が高かったそう。デキる男がモテるのは、稼いでいるからだけじゃなかったんですね。

■男性フェロモンが女性を惹きつける理由

・精力の逞しさを感じさせるから

テストステロンの項目でもお話しましたが、男性フェロモンと男性ホルモンは切っても切れない関係にあります。つまり、フェロモンをムンムンに振りまいている男性は、男性ホルモンも活発だということ。男性ホルモンが活発だと健康維持力が高くなり、筋肉量や性欲も上がる傾向にあります。

フェロモンが出ている男性に対して女性が魅力を感じてしまうのは、フェロモンを介してその男性ホルモンを感じ取っているからだと言われています。生殖機能が発達した成熟したオトナの男だというアピールを性フェロモンが女性の脳に伝達することで、女性は性的に興奮していきます。もはや本能で惹かれるということです。

・リラックス効果

性フェロモンは相手の女性を発情させる一方で、実はリラックスさせる効果もあるんです。男性フェロモンは脇の下あたりから分泌されており、女性が男性に抱きしめられると落ち着くのはそのためとも言われています。

性的興奮とリラックスが相反するように思われた方もいらっしゃるかもしれませんが、実はこの二つは密接に関わっているんです。リラックスしているときというのは、自律神経の中の副交感神経が優位になっています。すると血管がゆるみ血流が増えます。女性の性器は血流が弱まると濡れません。リラックスできてこそ男性を受け入れられるのです。ちなみにこれは男性においても同じことが言えます。勃起はリラックスして副交感神経が優位なときにしか起こらない現象なんですよ。



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