60年代のスーパースリムシルエットをベースにしたモデル「BRUCE(ブルース)」
夏真っ盛りですね、みなさん! セールも落ち着き、秋冬モノには触手が伸びず、買い足すアイテムが見当たらないと嘆くFORZA読者にとびきりのニュースをお届けします!
L.A.発のデニムブランドとして誕生した「YANUK(ヤヌーク)」と老舗ビンテージショップとして原宿で名を馳せる「BerBerJin(ベルベルジン)」ディレクターの藤原 裕氏。
どちらもFORZAでもお馴染みの顔ですが、今回この両者が夢のコラボを果たし、YANUK × Yutaka Fujiharaとしてファン必見のプレミアムなジーンズが登場します。今回で、二度目となるこのコラボ。前回は、藤原が最も好きな時代の1946年をテーマに、1946年から2018年までの72年間の経年変化や酸化などを最新技術で再現するというマニアも驚く企画のデニムが大好評でした。
今回のテーマは、ズバリ男らしい究極のブラックジーンズ。なかなか顔の良いブラックジーンズには出会ったことが無いという藤原氏。「自分が穿きたいものを作りたい」という強い願望から、歴史上存在しないビンテージブラックジーンズが誕生! その名も「BRUCE(ブルース)」というモデルです。
形は、60年代にアメリカのアイビーファッションとともに誕生したスーパースリムシルエット。今の気分に合わせて、少し深目のライズに仕上げ、そこにヤヌークならではのフィット感を加えることで、ありそうで他にはないスペシャルモデルに仕上げています。
60年代から見られるようになったフロントジッパーを採用し、ボタンフライならではの落ち方を表現した本格的な顔の仕様となるフロント部分や、右ポケットのマッチ擦りのあとも男性心をくすぐるポイント。20年以上ヴィンテージを見続けた藤原氏が一番好きだという、46年モデルの特徴的なディテールである、隠しリベット、グリーンスタンプ、裾のイエローステッチなどを所々に取り入れているのも見どころです。
土くさい男っぽさを兼ね備えながらも、黄色みのあるブラックではなく上品さにこだわった加工がキモ。長年穿きこんだ感じを出せるように膝のクラッシュ加工や、ヒゲやハチノスといったリアルな色落ちにもとことんこだわっています。
夏なら白TとスニーカーでOK。日焼けした肌に馴染ませれば、誰もが大人の色気と余裕を感じさせるヘルシー&セクシーなコーデを簡単にゲットできますよ。これだけのリアルな加工を加えたスペシャルコラボモデルなら、4万円という値段も十分に納得。今しか手にできない、超希少な究極のブラックジーンズを売り切れ前にゲットしちゃてください!
Text:Satoshi Nakamoto
【藤原 裕プロフィール】
ヴィンテージの名店、“BerBerJin”の名物ディレクター。圧倒的な数のデニムを見て、触れ、その歴史を感じ取り伝えてきた第一人者として、ファッション業界では知らぬ人のいない存在。2019年S/Sより“YANUK”のアドバイザーとして参画。監修した書籍「THE 501®XX - A COLLECTION OF VINTAGE JEANS -」
【問い合わせ】
カイタックインターナショナル
03-5722-3684
http://yanuk.jp/