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風邪に効く食べ物って? 症状別オススメ&スーパーやコンビニで買える食材は?

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風邪の時こそ食べたい、優しいごはん

ズキズキする頭、止まらない鼻水、イガイガする喉、悪寒、吐き気、食欲不振……。「早く治したいのに~!」と悩むそこのあなた。風邪を治すには休息と食事が一番! そんなつらい風邪に効く食べ物をまとめました。

風邪といっても症状は人それぞれなので、自分の症状に合わせた食事を選びたいもの。そして、体調が悪いときには近所のスーパーやコンビニで手軽に買えるものを食べたいですよね。

【目次】

■風邪ってそもそも何?
・「風邪」という病気はない!?
・風邪に特効薬はない

■風邪になってしまったときの対処法
・温度と湿度の管理
・睡眠
・栄養と水分をしっかり摂る
・医療機関の受診

■症状別! +αで摂りたい食べ物

①頭痛
・大豆、豆腐
・ひじき、ワカメなどの海藻類
・炭水化物
<食べちゃダメなのは?>

②鼻水
・かぼちゃ
・トマト

③せき、たん
・春菊
・はちみつ

④のどの痛み
・ねぎ
・大根
・梨
・ゆず
・黒豆
・ハーブティー
・緑茶
<食べちゃダメなのは?>

<市販ののど飴の意外な秘密>

⑤悪寒
・生姜

⑥倦怠感、だるさ、発熱
・豚肉
・卵

⑦下痢、嘔吐
・れんこん
・りんご

⑧便秘、食欲不振
・さつまいも
・ヨーグルト
・バナナ

■まとめ

■風邪ってそもそも何?

「風邪ですね」と病院で診断を受けることがありますが、人によって症状も対処法も違いますよね。そもそも風邪とはなんなのでしょう?

 

・風邪という病気はない!?

「風邪」は通称で、正式な病名ではありません。

風邪とは、喉の痛みや鼻水・せき、場合によっては発熱などを伴い、命に別状がなく、1週間程度で治る症状のことを指します。

 

・風邪に特効薬はない

細菌が原因で起こる病気(扁桃炎など)と違い、風邪の原因となるウイルスに抗生物質は効きません。また、風邪に効く抗ウイルス薬は、原因ウイルスが数百種類も存在することから開発されていません。

たいていは数日で治るため、風邪に処方される薬は、あくまで症状を緩和するための薬。つらい症状を和らげて、できるだけ快適な生活を送れるようにし、体力の消耗を防いで回復を早めることを目的として処方されています。

■風邪になってしまったときの対処法

特効薬がない以上、風邪にかかってしまったらなんとかして症状を和らげる対処法を知りたいですよね。その方法をいくつかご紹介します。

 

・温度と湿度の管理

風邪の初期症状の一つである悪寒は、熱が上がる前のサイン。ウイルスを撃退するために体が熱を生み出そうと、筋肉を震えさせます。この段階で体を温めてあげると、免疫力が高まり、ウイルスを撃退しやすくなります。

大きな血管が集まっている3つの首、「首・手首・足首」を温めると効率的に体温が上がります。長袖や靴下、ストールなどでその3つをカバーしましょう。生姜湯など、体が温まるものを飲むのも効果的です。

☆生姜湯の効能についてはコチラ!

また、風邪のときの入浴も、体を温めるという意味で回復を早めることにつながります。ただし、38度以上の熱があるときや、体がぐったりしているときは控えましょう。また、高い温度の湯に長く浸かったり、湯冷めしたりしないよう十分気をつけてください。

ウイルスの多くは低温低湿の状態で活発化するため加湿も重要です。のどや鼻の粘膜の表面にある「繊毛(せんもう)」が、ウイルスを排除する役割を担っています。この繊毛が乾燥しないよう、加湿器を利用したり、濡れたタオルを何本か掛けておいたりすると良いでしょう。

 

・睡眠

風邪を治すには、なんといっても睡眠が大切です。いつもより長く十分な睡眠時間を確保しましょう。また、リラックスできる環境を整えることで、熟睡できるようになります。アロマを焚く、照明を暗くするなど、最も落ち着く方法で良質な睡眠をとるようにしてください。

よく動画サイトを見ながら寝落ちするという人も、スマホの強い光を見ると睡眠を促すメラトニンというホルモンの分泌が抑えられてしまうため、風邪の際は我慢してくださいね。

また、暑いからと薄着で寝てしまうのはNGです。汗を吸うコットン素材の、長袖パジャマがオススメです。寝ている間に体が冷えて起きてしまうことがないよう、きちんと布団をかぶって寝るようにしましょう。

 

・栄養と水分をしっかり摂る

風邪のときもバランスの取れた食事が大切です。しかし、食欲が落ちているときは無理にたくさん食べないようにしましょう。食べ物を消化・吸収するのはとてもエネルギーを使うため、体力が低下してしまいます。

スタミナをつけようと、脂の乗った肉料理など、消化の悪いものを食べるのは逆効果。おかゆやスープなど消化の良いものを、食べられる範囲で摂るようにしましょう。また、熱すぎ・冷たすぎも体の負担になるので、人肌くらいの温度のものが最適です。さらに、水分をしっかり摂ることも大切です。

まず、発熱時には、体から水分が奪われるため、脱水を防がなければなりません。脱水を改善するだけで熱が下がる場合もあります。また、熱が出ていなくても、風邪のときは体内の細胞が活性化するため、必要とする水分量は普段より増えます。こまめに水分補給をするようにしましょう。下痢や嘔吐の症状がある場合は、普通の水ではなく、薬局で販売している経口補水液を飲むようにしましょう。

そして、水分と同時にナトリウムやカリウムなどのミネラルも失われることを忘れてはいけません。ミネラル豊富な野菜スープや味噌汁、スポーツ飲料などを上手に活用しましょう。

 

・医療機関の受診

風邪の基本症状の多くは、1週間程度で自然に治ります。それ以上続く場合や、鼻水が臭う、せきがずっと止まらない……など、風邪とは少し違う症状が見られた場合は、別の感染症にかかっている恐れがあります。医療機関を受診するようにしましょう。

また、薬局で市販されている総合感冒薬の多くは、眠くなる成分が含まれています。運転する予定がある人や、眠くなるのを避けたい人は、病院で薬を処方してもらいましょう。



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