CAR ― Dr.ノリシゲの妄想ドライブ

妄想は続くよ、どこまでも!

ノリシゲの甘い苦言「レクサスは、もっと頑張れる!」

2019.7.10 2019.7.10
2019.7.10
説明しよう!妄想ドライブとはヴェテラン モータージャーナリスト・ノリシゲセイイチが「このクルマにのったら、こんなことをしたい。こんなところに行きたい。この街道でぶっ飛ばしてチャンネーとこんなことがしたい!」と妄想の世界に遊ぶ気絶コラムである!

早く出てこい! レクサスLCコンバーチブル

先週末、英国で行われたモータースポーツ系イベントの祭典「Goodwood Festival of Speed 2019」のライブ中継を見ておりました。ワタシはYouTubeとPeriscopeで見ていたのですが、クラシックカーやレーシングカー、最新モデルのワールドプレミアまで、とにかくこのイベントはクルマを走らせるので見応えがあります。

戦前のレーシングカーのエキゾーストもリアルに聞けるので、いつかは現地で見たいと思うのですが、今の時代はありがたいことにストリーミング放送で見られます。ル・マン24時間レースやF1モナコGPなど、ビッグイベントもPCやスマホで見れちゃうワケです。

このスピード狂の祭典に、日本のメーカーである我らがトヨタも出展していました。今年はル・マン24時間を制したGAZOO Racingの優勝車TS050ハイブリッドを筆頭に、同プロジェクトがノウハウを注ぎ込んだ市販モデルを多数展示。また、話題のスープラの市販レーシングカー(GT4規格)を発表するなど、大いに盛り上がっていました。

LC Convertible Prototype
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で、このタイミングで同時に発表されたのが、レクサスのフラッグシップクーペであるLCのオープンモデル「LC Convertible Prototype」です。年明けのデトロイトショーではコンセプトモデルとして展示発表されましたが、中身は少し前進したのではと妄想します(今後もっと走り込んで開発するそうです)。

LC Convertible Prototype
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QRコードのようなカモフラージュで覆われていても、気絶級のカッコよさに見とれてしまいます。なんせ中年のワタシはデカイ2ドアクーペが大好きですから(笑)。このカモフラージュ柄でそのまま乗ったらダンディズム炸裂なんですが、まあ、相当予算がかかりそうなので、その分、オプションで調整したほうが良さそうですね。

ところで最近のレクサスって、皆さんどんな印象をお持ちでしょうか? ワタシは洗練とか先進といったオシャレなイメージをもつ一方で、どうにも歯がゆい思いで心配になってしまうのです。

LC Convertible Prototype
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レクサスのライバルといえば、やはりドイツのプレミアム御三家であるメルセデス、BMW、アウディです。しかし、この3強に対抗するにはタマ数が足りません。また、この3ブランドはBEV(バッテリー式の電気自動車)を9月のフランクフルトショーで発表予定。2020年は本格的に発売を開始します。なんか乗り遅れている印象を否めません。

今回のLCコンバーチブルにしても、例えばBMWなら8シリーズのクーペを発売し、その3ヶ月後にはカブリオレを発表しています。一方、レクサスのLCクーペは2017年3月発売。年内にコンバーチブルを発売しても、すでにクーペ自体MCのタイミングが近いのです。

LC Convertible Prototype
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先日乗った最新RC Fにしても、パフォーマンスは抜群でクルマの出来はスバラシイものの、パーキングブレーキがフット式。サーキットを走るなら足踏み式のレバーは邪魔ですよね。ON・OFFにしてもアナログ操作であり、シフトをドライブの位置に入れてオートリリースなんて機能はありません。

ワタシが個人的に危惧する部分は他にもあります。全車試乗したワケではありませんが、ハイブリッド車のエンジン音がデカ過ぎます。具体的には窓開け&アクセル開度大き目というケースなのですが、トランスミッションのCVTが影響するのか、期待するほど高級感はないな~というサウンド。窓を閉めていれば静粛性は高く気付かないのですが、景色のいい場所とか窓を開けて空気を感じたいじゃないですか。そんな時にこのノイジーな音が耳に残るのです。

クルマにはモデルサイクルがあります。よって、どうしても修正しきれない部分が残ります。それはドイツ勢も同じこと。レクサスはメイド・イン・ジャパンの安心感と、匠の技と感性が魅力のはず。1989年のブランド誕生から30年。これからもレクサスに期待します。

Text:Seiichi Norishige


レクサス
0800-500-5577(レクサスインフォメーションデスク)

■2020 Lexus LC convertible at Goodwood

 

Author profile

教重 誠一
教重 誠一
Seiichi Norishige

自動車雑誌の編集者を経てモータージャーナリストへ。駆け出しの頃からサラリーマンの限界に挑戦し数々の輸入車を乗りまわす。印象深かった愛車はポルシェ911(930)、Ruf CRo
コンバージョン(964)、メルセデス・ベンツ500E、フェラーリ412、BMW6シリーズ、RG500Γ(バイク)。趣味はシガーとパイプとすし屋巡り。ジャンルを問わず酒好きだが、一定以上飲むと睡魔が襲い銘柄を失念する。1964年、北海道生まれ。

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