●浮気されたときの対処法
・知らないふりをする
あえて気付いていないように振舞うのも一つの方法です。
付き合い始めた頃などは、彼女があなたの魅力に惹かれていたこともたしかなはず。別れたくないのであれば、改めて彼女を口説くぐらいの気持ちでどっしりと構えるのが良いでしょう。
今は違う男に移りかけている彼女の気持ちをもう一度奪い返せるよう裏切られた悲しみや怒りをグッと堪え、彼女との時間を大切にするべきです。
一緒にいたいという気持ちを正直に伝えるのは大切ですが、別れたくないからといって縋り付いたり、「浮気を見逃してあげた」などと恩着せがましい態度をとっては別れへ一直線ですよ‼
・彼女がうちあけやすい空気を作る
もし、この浮気と向き合ってやりなおしたいと考えているのであれば、彼女が正直に心の内を話す機会を作ってあげてはいかがでしょうか。
あなたも、なぜ彼女が浮気をしてしまったのか理由を知りたいはず。そしてその原因は多くの場合あなたも関係しているとあれば、話し合いは必須でしょう。あえてこちらが大人になり一歩引いて言い訳しやすい空気を作ってあげることで、話し合いもスムーズに進みます。
間違っても、怒鳴りつけたり感情をぶつけてはいけません。関係がよりこじれるだけです。もちろん怒りを無理に抑える必要はないので、自分がどれだけ怒り悲しんでいるかを冷静に伝えましょう。そのほうが、相手の罪悪感も強くなります。
・すっぱり別れる
浮気をしたということは、大なり小なりあなたから気持ちが離れてしまったということも事実。別れた方がいい場合もあります。それは
①彼女がオトコ好きゆえの浮気
②彼女が飽き性
③あなたは〈つなぎ〉だった
というこの3パターンのどれかにあてはまってしまう場合。
これらの場合は、あなたが傷つくだけで報われる可能性が低いです。そんな女性のためにあなたの大切な時間や労力、愛情をささげる必要はありません。未練を断ち、もっと良いお相手を見つける方にリソースを裂きましょう。
●立ち直り方
・自分を責めない
浮気された男性の中には、「浮気されたのは自分が~しなかったせいだ」と、自分が原因で彼女に浮気させてしまったと自責の念にかられる人もいます。たしかにこの記事でも、浮気は二人の問題だと何度もお伝えしてきました。
しかし、どんな原因があろうと浮気がルール違反であることに変わりはありません。あなたに問題があったにせよ、それをきちんと話し合うことなく浮気をした彼女が悪いことは確かです。
さらに、自分をいくら責めたところで事態は好転しません。後悔や心当たりがあるのなら、自分を責めるのではなく目の前の問題を解決するために動きましょう。
・関係を見つめなおす
みなさんは、パートナーとあとどれくらい付き合っていきたいでしょうか?
もし「一生を共にしたい」と考えているのなら、2人の関係はこれから先何十年も続いていくことになります。長い目で見れば、今回の浮気も乗り越えるべきハプニングの一つなはずです。
裏切られたショックはありますが、それよりも10、20年後に彼女とどんな関係でいたいかを考えて二人の関係を見直してみましょう。
一緒にいるのが当たり前になりすぎてお互いにいい加減な扱いになってはいませんでしたか? 亭主関白な態度をとってはいませんでしたか? 今別れてしまっていいのですか? 冷静に考えるチャンスだととらえましょう。
・これはNG:浮気しかえす
浮気をされたときに絶対にやってはいけないこと、それは浮気をしかえすことです。やられたらやり返すというのは一瞬スカッとしますが、しばらくすると虚しさに襲われます。
また、今度はこちらが悪者になってしまいますし、2人の関係はこじれるばかりです。復讐はなにも生み出しません。やめましょう。
●プラスアルファ
・付き合う前にボーダーを確認しておく
浮気をしたしないで揉めるのを防ぐためにも、付き合い始めるときに浮気の基準を確認しあっておくことが重要です。
カップルのよくあるトラブルとして、「浮気を問い詰めたが、相手はそれを浮気だと思っていなかった」というものがあげられます。そうすると重たい恋人だと思われて疎まれてしまったり、反対に思わぬところで恋人からの信頼を失ってしまうことにもつながりますよね。
最初のうちに「これを越えたら許せない」というボーダーラインを、互いに伝えておけば無駄な疑心暗鬼やトラブルを避けることができます。
●まとめ
いかがでしたか?? 浮気は悪いことですが、その原因は二人の問題。お互いの気持ちを開示しあえる関係だと、不満が蓄積することも少なそうです。
いろいろと申しましたが、この記事は決して彼女の浮気を疑えと強く勧めている訳ではありません。疑心暗鬼が少しでもなくなるよう、もし浮気がわかってしまった場合に冷静に対処できるようになることがこの記事の目的なのです。
どうか、あなたの恋愛が幸せなものでありますように‼
Photo:Getty Images
Text:K.S