先の5月11日と12日に東京の恵比寿ガーデンホールで「クラブ・ブライトリング・メンバーズサロン」が開催されました。
「クラブ・ブライトリング」はブライトリングの時計を日本の正規販売店で購入したひとだけが入会することのできる会費無料のクラブ。メンバーズマガジンやメールマガジンといった情報サービスを初め、オーバーホールやメンテナンスをメンバー特別価格で受けられる特典や、さまざまなイベントに参加できるなど楽しさ満載。1993年の発足以来増え続いている会員数は、現在なんと27万人！を超えるそうです。
その特典のなかでも特別なイベントが「クラブ・ブライトリング・メンバーズサロン」。今年は東京、名古屋、大阪の3会場に6000人以上のメンバーが集まるという、つまりはブライトリングオーナーにとっての一大イベントなのです。
ちなみに、こうしたユーザーホスピタリティというか、顧客サービスというか、顧客の管理を完璧なまでに行っている時計ブランドはほかにはほぼ皆無で、実は、ブライトリングのなかでも日本だけ。スイス本国のブライトリングでも行っていない、というか行うことのできない、日本のブライトリングオーナーだけの特権的なものなのです。
さて。という「クラブ・ブライトリング・メンバーズサロン」のいちばんの目玉は、バーゼルで発表された新作の実機をいちはやく見られること。これはブライトリングオーナーには、なによりのよろこびでしょう。
新作ばかりでなく現行モデルのほぼすべてが揃えられるのも素晴らしく、しかもすべてのモデルを実際に手に取り試着することも可能。スイスのブライトリング社公認の時計技術者が対応するため、専門的な説明や購入に際しての的確なアドバイスを受けることができるのも特筆すべき特徴です。
トークセッションやプレゼンテーションも恒例で、今年は「美しい海を未来へ」「サスティナブルな海洋資源」と題した2つのトークイベントも実施。いまのブライトリングの海洋環境保護に対する熱い思いの一端を来場者に訴えていたのも印象的でした。
そして毎年大人気の名物コーナーが「From STUDIO BREITLING」と名付けられた時計技術者によるプレゼンテーション。林さんと小島さんのふたりのトークが面白く、まるで漫才のよう。という一方で、実際にムーブメントを徹底的に分解して機構を開設するなど専門性も抜群。そんな笑いと専門性の融合で毎年会場を沸かせる、これも「クラブ・ブライトリング・メンバーズサロン」の目玉なのです。
そのほか会場には、技術者による簡易な精度検査や、磁気抜き、ブレスレットのコマ調整、ストラップの付け替えなどを無料で行ってもらえるメンテナンスアドバイスブースや、インスタグラムをフォローするとキャップをもらえるコーナーなどもあり、どちらも大人気。そりゃあ、当たり前ですよね。
さらに小さな子どものための塗り絵スペースなどもあり、とにかく家族連れや誰もがみんな一緒に楽しめるのが「クラブ・ブライトリング・メンバーズサロン」のいちばんの魅力。そんなことから、老齢の夫婦から、幼児を連れた若夫婦、カップル、仲間どおし、単身の男性や女性などなど、来場者の幅がとにかく広いのも特筆すべき点。そしてそれはブライトリングの素晴らしさを物語るなによりのことです。
ということで、ブライトリングって本当によい時計ブランドなのだなと、改めて思ってしまった次第。時計好きなら、ぜひブライトリングのオーナーになるのを、大おすすめします。
【問い合わせ】
ブライトリング・ジャパン
03-3436-0011
https://www.breitling.co.jp
Text：Yutaka Fukuda
