チャラい若者ゴルファーを横目に、大人はクラシック感を漂わせるべし!
第147回は、マンシングウェアのポロシャツです。
史上最高の復活劇! スキャンダルや度重なる怪我や手術、現役引退の危機を乗り越え劇的な優勝を遂げたタイガー・ウッズ。先月のマスターズ・トーナメントは、彼のファンはもちろん、全世界のゴルファーが興奮し、涙したはずです。そんなゴルフ史上、いやスポーツ史上最も偉大な復活劇を目にしたアラフォーゴルファーの中には、ゴルフ熱にさらに火が付いた人もいるでしょう。
そこで、ゴルフシーズン真っ只中の今、ゴルフ熱がピークに達したアラフォーゴルファーにおすすめしたいのが「マンシングウェア」のポロシャツです。昨今はグリーン映えを意識した若者向けに、カラフルでモダンなゴルフウエアが多く展開されますが、ゴルフを始めたばかりの若かりし頃から慣れ親しんだマンシングウェアは、まさにゴルフポロシャツの定番中の定番。ド派手な若者と差別化したい紳士の大人ゴルファーは、クラシック感漂うポロシャツでラウンドするのが格好いいと思うのです。
今回ご紹介するマンシングウェアの定番ポロシャツは、日本製にこだわったOne Thingシリーズの一枚。程よい光沢感とハリのあるしっかりとした生地には、コットンとマナードを混紡したコットンマナードを採用。マナードとはポリエステル高次混繊複合糸のことで、通常のコットンよりも強度があり、摩擦にも強く、型崩れしないのが特徴。ヨレヨレのポロシャツとはおさらばできます。カラーリングも、身頃、襟、袖をトリコロールであしらったクレリックタイプなので、しっかりクラシック感も楽しむことができます。
最後に豆知識をひとつ。マンシングウェアのトレードマークになっているペンギンにはちゃんと呼び名があるってご存知でしたか? あのペンギン君、リトル・ピートっていう名前なんです。世界初のゴルフウエアブランドとして1955年に誕生して以来、60年以上も多くのゴルファーの相棒として一緒にラウンドしているペンギンってこと。世界で最も有名なペンギンと言っても過言ではありませんね。
Photo:Naoto Otsubo
Styling:Takahiro Takashio
Text:Tomomi Nishihara
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