CAR ― Dr.ノリシゲの妄想ドライブ

妄想は続くよ、どこまでも!

祝10周年! 異端児が今カッコイイ! ポルシェ・パナメーラの魅力に迫る

2019.4.28 2019.4.28
2019.4.28
説明しよう!妄想ドライブとはヴェテラン モータージャーナリスト・ノリシゲセイイチが「このクルマにのったら、こんなことをしたい。こんなところに行きたい。この街道でぶっ飛ばしてチャンネーとこんなことがしたい!」と妄想の世界に遊ぶ気絶コラムである!

ジワジワきてます!ポルシェ・パナメーラ

先日、東京湾アクアラインを走っていると、何やら存在感あるリアビューのクルマと遭遇。ジリジリ車間をツメてみるとポルシェ・パナメーラでした。同社初の4ドアサルーンであるパナメーラも2009年のデビューから10年の節目。最近、ちょっとカッコイイかも! と思えるようになりました。

Panamera (G1 II) , the first plug-in hybrid in the luxury class
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初代パナメーラの試乗時は、どうしてもポルシェのエンブレムが欲しい人向けという印象。ワタシの周りにいるクルマ選びのセンスがいいリッチマンに聞くと「本人にはいえませんけど、イケてない奴らばかりパナメーラ買ってます」とのこと。

しかし、パナメーラがダメ車か? といえば、そんなことはありません。走りはやっぱりポルシェのスポーツDNAを感じさせてくれる出来栄え。つまり、往年のポルシェファンから見れば異端なモデルながら、パナメーラは新たなポルシェファンを獲得した立派なブレークスルー的存在だったのです。

Panamera (G2), world premiere in Berlin, 2016
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現行型パナメーラは2016年に登場した第2世代です。初代モデルは約7年のライフスパンで16万1,700台を販売。現行型は約3年で7万3,700台を数えるといいますので、いまや必要不可欠なポルシェ・ファミリーの一員です。PHEVなど時代に応じたバリエーションを加え、また、EVのタイカンもデビューすれば、一段と目立つモデルに発展する可能性大。

ポルシェは356の時代から、いずれ時代は大人4人がしっかり乗れるモデルを求めるようになる……と考えていました。1950年代にはこの356をベースにプロトタイプを製作。また、目立つところでは1990年代に4ドアプロトタイプの989を製作しています。

989 (1990s)
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いつまでも911だけでは会社を存続できないことは明白。しかし、ポルシェは同社の未来を託すモデルとして、4ドアサルーンではなくSUVを選択し、2002年にカイエンをデビューさせます。スポーツカーの対局にあるサルーンではなく、異なるベクトルのSUVをポルシェブランドで送り出すことは大英断であったに違いありません。

カイエンの大ヒットで経営が安定したポルシェは、911の水冷化にも成功し、いまやEVのイメージさえ一変させる影響力をもっています。個人的にテスラは刺さらないクルマですがタイカンは別モノ。さらに、パワーユニットに関係なく欲しいとさえ思える斬新な4ドアサルーンです。

パナメーラは一目惚れするクルマではないかも知れませんが、ジワジワとその良さが浸透する、そんな存在なんだと思います。タイカン登場後のパナメーラの印象の変化が楽しみです。今回は歴代プロトタイプの写真を集めてみましたのでご覧ください。

カイエン・クーペとカイエンターボ・クーペの予約受注を開始
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最後にお知らせを2件。まず、カイエン・クーペの受注が開始されました。この原稿を書いている時点で公式HPに日本価格の掲載はありませんが、最高出力250kW(340ps)、最大トルク450Nmを発生する3リッターV6ターボ搭載のカイエン・クーペが1,115万円、最高出力404kW(550ps)、最大トルク770Nmを発生する4リッターV8ターボ搭載のカイエン・ターボクーペが1,974万円です。どちらもトランスミッションは8速Tip-S、ハンドル位置は右のみ設定されます。

Porsche Sportscar Together Day 2019
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もう1件は日本初開催となるイベントのお知らせです。来る2019年6月15日(土)と16日(日)、富士スピードウェイにおいて「Porsche Sportscar Together Day 2019 」が開催されます。ワンメイクレース、新型911の展示など、催し物が盛り沢山。

詳細は公式HPでご覧いただくとして、入場チケットは「ポルシェ ラウンジパス」が1日につき1万5,000円(1名)、「ポルシェ ビジターパス」 が1日につき2,000円(1名)の料金となります。

ひとり1万5,000円払えばサマソニで豆粒サイズのレッチリが見られる料金ですが、決して暴利ではありません。ワタシも国際サーキットを貸し切ったイベントの主催者側として関与したことがありますが、まあこの手のイベントは儲かりません(笑)。ポルシェ三昧の二日間、是非ともお出かけください。

Text:Seiichi Norishige

ポルシェ ジャパン
0120-846-911(ポルシェ カスタマーケアセンター)

■Celebrating 70 Years of Porsche in Stuttgart – Sportscar Together Day.

 

Author profile

教重 誠一
教重 誠一
Seiichi Norishige

自動車雑誌の編集者を経てモータージャーナリストへ。駆け出しの頃からサラリーマンの限界に挑戦し数々の輸入車を乗りまわす。印象深かった愛車はポルシェ911(930)、Ruf CRo
コンバージョン(964)、メルセデス・ベンツ500E、フェラーリ412、BMW6シリーズ、RG500Γ(バイク)。趣味はシガーとパイプとすし屋巡り。ジャンルを問わず酒好きだが、一定以上飲むと睡魔が襲い銘柄を失念する。1964年、北海道生まれ。

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