再びのスイングトップ人気は、やっぱり王道がいいみたいです
もう少し上の世代なら、スイングトップといえば60年代のイメージでしょうか。しかしアラフォーのFORZA世代にとっては、90年代ストリートの記憶が蘇るかと。昨今はトラッド人気も相まって、なにやらスイングトップ市場が活況のようです。
スイングトップといえば春アウターの定番であり、ショートレングスの着丈はスポーティかつアクティブな雰囲気を楽しむのに打ってつけです。古くはジェームス・ディーンやスティーブ・マックイーン、はたまた高倉健が愛用し、デニムやチノと合わせてオトコっぽく着こなしていました。
しかし、90年代リバイバルを受けて、昨今の若者はゆったりしたサイズをストリートスタイルにミックスするのだとか。さすがにFORZA読者の世代となると少々難があるので、ここは王道でいきましょう。
ポイントは、タイトにまとめること。それにより、スポーティな雰囲気をより演出できます。ウエストレングスのスイングトップは、脚長効果も期待できますしね。
BARACUTA バラクータ
王道のタイトシルエットにドレス要素をプラス
スイングトップの大定番といえば、バラクータのG9。こちらは春シーズンにぴったりな、ナイロンバージョン。スポーティな素材になることで、色落ちデニムとの着こなしもシャープで都会的な印象を楽しませます。ジェームス・ディーンよろしくインナーにクルーネックを選ぶのはもちろんありですが、より都会的で大人な雰囲気を狙うなら、ジレを挟むといいですよ。
MACKINTOSH マッキントッシュ
ミニマルにしてファンクショナブルなんです
機能的ながら、都会的なミニマル感を両立したこちら。コーチジャケットの要素を取り入れ、優れた防水透湿性を誇る英国BHA社製e-ventを採用。シームシーリングを施すことで完全防水を実現するなど、ベージュカラーも相まった品良い見た目とは裏腹なハイパフォーマンス仕様です。
NYUZELESS ニューズレス
王道と今どきを、バランス良くミックス
ポリエステル製のタスラン糸によって織られた生地は、撥水加工と相まって実に機能的。それでいて、コットン地のようなナチュラルな風合いを楽しめます。大柄のマドラスチェックとのリバーシブル仕様で、ドッグイヤーカラーなどディテールこそ王道ですが、シルエットは今どきなルーズです。
GRENFELL グレンフェル
そこはかとなく漂う、英国ジェンツな空気感
ゴルフウェアとして開発された、その名もゴルファー。防風性を確保する高めのドッグイヤーカラーやスラントポケット、両脇のアジャスターなど当初のディテールを踏襲しつつ、サイズは細身にモダナイズドされています。生地は、防風・防水・通気・耐久性に優れたグレンフェルクロス。
Photo:Naoto Otsubo
Styling:Takahiro Takashio
Model : Isao Takahashi(FORZAR)
Text:Masafumi Yasuoka
【問い合わせ】
ウールリッチ カスタマーサービス 0120-566-120
https://www.baracuta.com
マッキントッシュ 青山店 03-6418-5711
https://www.mackintosh.com
ユナイトナイン 03-5464-9976
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