FASHION ― エディターヤナカのこじラグ

【春を堪能すべく】カシミアを脱ぎ、フェデーリのコットンニットに着替えます

2019.3.2 2019.3.2
2019.3.2
自分が本当にイイと思う、一流品を買い集めていたら、無類の服好きが集まっているはずの編集部内でも「買い方がおかしい」「こじらせてる」と。自分じゃ、至極普通だと思っていたのに...。ホントにこじらせているのか確認すべく、自分が買ってきた愛しい服達を紹介していく企画「こじラグ(※こじらせラグジュアリー)」を始動させます。これがお買い物の参考になるかはわかりませんが...、世の買い物ジャンキーたちを安堵させられたら本望なのです(笑)。

明日、春が来たら 君を着て行こう〜

さて、130回めは「フェデーリ(FEDELI)」のコットンニット。暦の上ではマーチ(MARCH)。スプリング ハズ カム。いよいよ春の息吹きを感じ始めましたね。

なごり雪、もとい なごりカシミアではありますが、大好きなカシミアニットを脱ぎ、そろそろコットンニットに着替える時期がやってきました。

こじらせわがままボディな僕は、コットンニットだって、なるべく肌触りの良いモノを選びたい。かつてはシーアイランドコットンを使っていることでお馴染み、ジョンスメドレー(JOHN SMEDLEY)を愛用することが多かったんですが、最近はチョイ浮気してフェデーリ(FEDELI)を着ることが多くなりました。

なぜならフェデーリは、マニアックなまでに素材の追求をし、つねに最上級のマテリアルを扱う努力を怠らないと聞いたから。こじらせ的には、なんともたまらない響き。

しかも、糸から開発できるニットメーカーということで、他のブランドではなかなか見ることができない、そしてイタリアらしい艶やかな色合いのアイテムを世に送り出してくれます。

グレーやネイビーは、散々買ってきてたくさん持っているので、派手すぎず、挿し色的に使える色合いのニットに心動かされます。

これはパープルなんですが、青みが強めで、ラベンダーとも異なり、なんとも言葉で表現しにくい色め。春に1枚でサラッと着るにもイイし、白シャツの上に重ねてもイイ! さらには スプリングコートからチラッと覗かせてもキレイなんで、迷わず清水ダイブです!

素材はフェデーリお得意の「GIZA45」。巷では「Queen of the Egyptian Cotton(エジプト綿の女王)」とか「白いゴールド」なんて呼ばれている、気絶級の肌触りで、袖を通した途端、気づくとウトウト。なんだかとっても眠いんだ…、パトラッシュ…。ムニャムニャ……

春眠暁を覚えず

いつもに輪をかけて よく眠れてしまうほどです。

お値段は少々張りますが、肌が喜んでくれるなら仕方がない。ただ、コットンですから家でジャブジャブ洗えますし、着込んでヨレてくる感じもまた楽しそう。本格的にくたびれてきたら、それこそパジャマがわりに寝るとき着れば、よく眠れそうなので きっと元は取れるはず。

賢い買い物だ! と 自分に言い聞かせる。言い聞かせる。言い聞かせる。

Photo:Naoto Otsubo
Text:Ryutaro Yanaka

Author profile

谷中 龍太郎
谷中 龍太郎
Yanaka Ryutaro

FORZA STYLE シニアエディター

さまざまな雑誌での編集、webマガジン『HOUYHNHNM』編集長を経て、『FORZA STYLE』にシニアエディターとして参画。現在までにファッションを中心に雑誌、広告、カタログなどを数多く手掛け、2012年にはニューバランス初となるブランドブックも編纂。1976年生まれ。

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