1年生の頃は、読む本と言えば『おしりたんてい』や、『かいけつゾロリ』だった娘。最近急に本に目覚めたようで、いまはこの2冊を夢中になって読んでいます。
『妖界ナビ・ルナ』は生まれてすぐに両親に置き去りにされ、施設で育った女の子ルナが主人公。実はルナは、人間と妖怪の間に生まれた「伝説の子」であり、やがて“妖怪ナビゲーター”として冒険の旅に出ていく、というファンタジー小説。ファンタジーなお話、私も幼いころ夢中になったたなぁ……。主にマンガだったけど（笑）。挿絵が可愛いことなどもあって、ぐいぐい話に引き込まれ、あっという間に２巻まで読み終えそうです。
『ロックとマック 東日本大震災で迷子になった犬』には。2つのお話が収められています。ひとつは、地震によって飼い主とはぐれてしまった、目の見えない老犬の物語。もうひとつは、福島の原発にほど近い動物病院に取り残された動物たちの話。小学生でも読みやすいように、動物たちの視点でわかりやすい文章で書かれていますが、その表現が動物たちの純粋で素直な、飼い主を信じる思いと重なって、シンプルに深く心に突き刺さってきます。「ちょっとだけ見せて」と娘から借りて読み始めたら、一気読み＆号泣。大人が読んでもいろいろと考えさせられる本でした。
「うちの子、あまり本を読まなくて……」というパパさん、ママさん方、よろしければ本選びのご参考に！
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