空気清浄機の新しいカタチ
第119回はプラスマイナスゼロの空気清浄機C030です。
リビングや寝室に、ドーンと鎮座している空気清浄機。意外と大きいし存在感もあるんですよね。なのにお洒落なデザインなものはほぼ皆無。いかにも家電というその佇まいでせっかくのインテリアが台無しに…なんてことも。というかメーカー問わずほぼ同じカタチだから、空気清浄機とはこういうものだからしょうがないと、お洒落なデザインなんて諦めていた人も多いでしょう。ところが、そんな先入観を壊してくれる空気清浄機が「プラスマイナスゼロ」から登場しました。
プラスマイナスゼロといえば、日本の家電のイメージを覆した家電インテリアブランド。今でこそスタイリッシュな日本製家電も多くなってきましたが、ひと昔前の日本の家電は、性能はよくてもデザイン性はいまひとつ。そんななか、インテリアに馴染むシンプルな家電を実現させたのがプラスマイナスゼロです。その優れたデザインは、多くのプロダクトがデザイン賞を受賞しているほか、MoMAの永久収蔵品に選出されていることからもうかがい知ることができます。
そんな同ブランドが手がけたこちらの空気清浄機は、まず見た目がこれまでの空気清浄機とはまったく違う。竹籠をイメージしてデザインされたという円筒状は、まさにオブジェ。これが家にあっても空気清浄機だとわかる人は少ないでしょう。
この特徴あるデザインは見た目だけでなく、機能面でも大事な役割をもっています。よくある箱型の空気清浄機は、前面からのみ空気を吸い込みますが、これは360度全方向から空気を吸い込むので効率的な空気吸引が可能。さらにフィルターを覆わないスケルトン構造によって、すばやく空気を吸い込むことができます。またフィルターの下部は接地していないのも特徴。全体的に抜けがあるため圧迫感がなく部屋に溶け込みます。
これまでに空気清浄機のイメージをガラリと変えたプラスマイナスゼロ。これからはこのカタチが空気清浄機のスタンダードになるかもしれませんね。
Text:Tomomi Nishihara
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