60年愛されるのには理由がある。それは機能&美しさ+進化です!
第107回はルイスポールセンのPH5です。
建築好きやインテリアに関心がある人ならご存じ、デンマークの照明ブランド「ルイスポーセン」。1874年創業の老舗中の老舗で、名だたるデザイナーが手がける機能的で美しいデザイン、高いクラフツマンシップに支えられた品質の高さを誇ります。
その代表的なプロダクトが、ペンダントライト「PH5」。4枚のシェードで構成された〝グレア・フリー(目に不快感な眩しさがない)〟ランプで、光を効率よく広げつつ柔らかい反射光を引き出す機能性、印象的でありながら様々なインテリアに馴染む洗練されたデザインは、世界中の人に愛用されています。まさに照明の名作中の名作、定番中の定番です。
デザイナーは、ポール・ヘニングセン。照明の名作をいくつも手がけた巨匠で、「PH5」はその一つ。1958年に発表され、その後、各時代に即した光源やカラーヴァリエーションなどを選定しながらアップデートされてきました。そう、息長く愛され、進化しながら、2018年で60周年を迎えたということなのですね。
この60周年を記念し、4月に発売された新たなモデルが、メインシェードに銅(ポリッシュ仕上)を使用した「PH 5 カッパー」。高級感と温かみを兼ね備え、重厚感のあるインテリアや和室にも合いそう。また、新しいカラーモデルも登場。うち6色は、各シェードが濃淡のグラデーションで、インテリアのアクセントにぴったりです。
照明は、空間のスタイルと快適性を決める、非常に重要なポイント。インテリア好きもそうでない人も、機能美に溢れたこの名作の新作、次の模様替えの際にご検討あれ。
Text:Keiko Akiyama
【問い合わせ】
ルイスポールセンジャパン
03-3586-5341
https://www.louispoulsen.com