【惜しいよオトコその18】油断するとすぐに飛び出す憎いヤツ! ハナーゲ・チョロリンパ氏
メリー クリスマス! 聖なる夜、みなさまいかがお過ごしでしょうか? 毎月第2&第4月曜夜のどっきりコミック連載、平松昭子の「ココが惜しいよ、40オトコ」でございます。日本の40代男性をもっと格好良くしたい、というFORZA STYLE編集部の熱い思いを受けて、私なりに毎回「これは惜しい」という男性を取り上げて、愛あるツッコミをさせていただいております。
さてさて、今回ご紹介するのはハナーゲ・チョロリンパ氏。
マメにチェックしていたはずなのに、たーまたましばらく鏡を見ていないとき、気づくと飛び出しているヤツ、そう鼻毛です。
今年は鼻毛が出ている人を四名見ました。その数が多いのか少ないのかは分かりませんが、インパクトがあるので忘れられません。
親しい人の鼻毛は見つけたらその都度、教えてあげます。かつて、寝てる時にこっそりつまんで抜こうとしたら、すご〜く痛がって怒られました。鼻毛を抜かれるのって痛いんですね。
一方、指先が器用で、自分で上手にぴゅっと抜く強者も……。
注意するたびに、鼻の奥に押し込む方もいますね。鼻毛ってハリがあるみたいで、押し込んでもすぐに飛び出てくるんですけど、成長するにつれて鼻の穴の中でジャックと豆の木のように絡まるのか(?)、ようやっと処理をしたのか(?)、ついに鼻毛を目撃することがなくなりました。
鼻毛シェーバーを初めて見たのは今から約2年前。息子が気持ちよさそうにジョリジョリしていました。
「鼻毛は剃りすぎると粉塵を防御できなくなるから、やりすぎに気をつけてね」と注意すると、気持ち良すぎてやめられないんだそう。
ある日、息子の鼻の穴からドバッと束になった鼻毛が出ていて、最初は佃煮の海苔がひっついているのかと思いました。そのことを指摘すると、「シェーバーは、奥の方は剃れるけど、入り口辺りの鼻毛処理が難しい」と言って、私のドレッサーから眉用はさみを見つけてチョキチョキ切っていましたっけ。
危ないので、その後ネットで調べてみると、鼻毛ワックスや鼻毛バリカン、回転式鼻毛カッターなど楽しそうなグッズがいっぱいあるんですね。
ということで、今回の理想の男性はこちら。最新の鼻毛シェーバーを、素敵に使いこなしている人に気絶です。
なお、男性の髭剃りの姿は絵になりますが、鼻毛を切っている姿が決まる人ってなかなかいないと思いますので、処理の際はぜひ密やかにお願いいたします♡
Illustrations: Akiko Hiramatsu
Edit : Yukari Tachihara
平松昭子 Akiko Hiramatsu
イラストレーター/ブロガー 雑誌やWEBサイトをメインに、ファニーでエレガントなイラストやエッセイを執筆する。一方そのファッションセンスが注目され、女性誌のファッションスナップページなどに多数登場。着物を愛好し、Masshivanのメンバーとしてアート活動にも力を入れている。著書に『平松昭子の着物事件簿』(宝島社)『マンガで読む絶望名人カフカの人生論』(飛鳥新社)『平松昭子のファッションホリック道』(KKベストセラーズ)などがある。かつて原宿のアンティークショップでバイトをしていたこともあり、FORZA STYLEでは「アニ散歩」に大注目。いまの夢は「カウンターでアニキと飲むこと!」。現在北海道から名古屋あたりまでの東日本で、エスカレーターマナーポスターが展開中。見かけた方はぜひFORZAまでご報告を! https://www.instagram.com/p/BlhcRvInxzk/?taken-by=akikohiramatsu_official オシャレでキュートなイラスト満載のHPはこちら! http://akikohiramatsu.com