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突然ですが、みなさんは合コンをたしなまれていますか? 自己紹介が遅れました。私は昼は一部上場企業に勤めるビジネスマン、夜は毎晩合コンに時間とお金を投資している合コンアナリストのテツヤと申します。学生時代から現在までの合コンの経験は数千回以上。「合コンを制するものは、ビジネスをも制す」をテーマに、執筆や講演活動を行っている恋愛アナリストです。
第二章のスピンオフ連載、前回は本命の女に、ばれずに合コンに行きたい人に向けて書かせてもらいました。今回は合コンのあとの1対1のデートに持ち込むために相手に送るLINEについて。今までPDCAを回してきてわかったポイントについて紹介したいと思います。フォルツァ読者の皆さんには、よりスマートなLINEを送ってほしいですからね。
1、女も男も重たいヤツは嫌われる
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男が嫌いな女のタイプのひとつ「重たい女」。重たいには、「束縛する」「依存する」「しつこい」など、色んな意味が込められているのはご存じかと思います。これは男も同じこと。過去の経験からも「重たい男」は嫌われる傾向があります。特に合コンして、まだ表面的な人間関係しかできてないのに、重たいLINEは絶対やめましょう(苦笑)。
例えば、LINEの醍醐味、テンポのいいキャッチボールを全く無視するような、1吹き出しが文章てんこ盛り。しかもYes or Noで答えられないような重たい内容を送ってしまうと、いつの間にか既読スルーやブロックされますよ。なるべくライトで3行以内の内容を送ることがポイント。深い話は、今度、実際会ったときで十分なんです。
また、女性の返信が遅れると、「返信まだ?」「既読スルーですか?」と相手を急かすLINEもダメ。いくら可愛いスタンプを送ったとしても。特に気になる子の返信がないと不安になるのも、僕も男としてわかりますが、ここはじっと我慢です(苦笑)。急かすほど逆効果。そして、時間帯も気を遣ってくださいね。あまりに遅い時間帯のLINEはライトな関係性のときは避けるべきでしょう。1対1ではじめて会うまでは、なるべくシンプルな内容と回数を意識してください。
LINEのスタンプも気をつけてください。とくにフォルツァ世代の皆さんが使うスタンプは、自分のキャラに合っているかどうか、冷静に判断するべき。あまりのギャップに、対戦相手にひかれる場合もあるんで。無難なのは、関係値が深まるまでは、スタンプを使わないことです。次に、合コン後、デートに誘うまでのスマートLINEの流れを作ってみましたのでどうぞ!
2、フォルツア流、スマートLINE
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女子Aさんたちとの合コン。合コンが開催されてから、あまり間を空けずに会うことがマスト。理想は2ヵ月以内です。鉄は熱いうちに打て!ですよ(笑)。
合コンの翌日お昼くらいに1回目のLINE。内容は、
「○○さん、昨日は、ありがとうございました。とても楽しかったです。良かったら、来月でも2人で軽くご飯どうですか? 空いている日があれば、数日候補教えてくれると嬉しいです」
この内容のポイントは、あくまで2人で会うまで、テキストは「丁寧語」を使うことで、きちんとした大人を演出するんです(あまりにも慣れ慣れしい言葉は避ける)。そして、ちゃんと「2人で」という意志表示をすることで、余計な友達を呼んできて一緒に飲むことになるリスクをしっかり避けます。最後に、「軽く」という言葉をつける。これは1対1でのデートという気持ちのハードルを少しでも下げるため。このちょっとテキストにも、色んな意図が入っているんですよね。おそらく、このLINEを送れば、Aさんから
「こちらこそご馳走様でした。来月の予定が見えたら連絡しますね」
のような返信がくるはず。そのあとは、自分から
「お待ちしてますね」
と2回目のLINEをします。なるべく、LINEの最後は、自分で終わるようにします。これは、ちゃんとした大人の印象を与えると同時に、自分が送ったLINEに返信がないと寂しく感じる相手もいるので、そこのケアです。
そして、後日、AさんからのLINEがきます。
「来月の○日、○日はどうですか?」
次は、こっちからの3回目のLINEです。
「ありがとう! じゃあ○日にしましょう。もし希望のエリアとスタート時間があれば教えてください。こっちでお店予約しておきますね。苦手な食べ物とかあれば遠慮せず言ってください」
すると相手から、
「苦手なものは無いです。何でも大丈夫です。19時以降であれば、場所はお任せします」
(場所はお任せします。という女子は、だいたい性格がいいです(笑)。あと、かなりの脈アリと思ってください)
デート1週間前に4回目のLINE。
「Aさん、お疲れ様。恵比寿の○○、TETUYAで予約しました。すごく美味しいお店なので楽しみしておいてくださいね」 というLINEと同時に、お店のURLを送ります。
そして、最後、前日に5回目のLINEです。
「Aさん、明日、宜しくね。楽しみにしています」
のリマインドLINEを送るくらいです。全部で5回のLINEですが、シンプルな中にも、Aさんをしっかり気遣う大人のスマート感は伝わっています。僕の経験上、デートであったときに、高い確率で「気遣いさすがですね。さすが大人って感じですね。」と嬉しい言葉が出てきます(笑)。ここで、じっくり2人で語り合ったあとは、徐々にLINEの回数や内容をフランクにしていけばいいんです。
■まとめ
・合コンあとのデートに誘うLINEは、なるべくシンプルに必要最低限の内容にする。
・「重たい男」は嫌われる!返信がないと急かすと逆効果。ここはじっと我慢。
・合コンをしてから、遅くても2ヵ月以内のデート約束をとりつけること。
・2人ではじめて会うまでは、大人のちゃんとした男を演出するために、丁寧語を使う。
・スタンプは自分のキャラにあったものを。極力、仲が深まるまでは使用しないこと。
・デートに誘うLINEは、「2人で」の意志表示と、「軽く」というフレーズで相手の気持ちのハードルを下げる。
・はじめて2人でじっくり語り合ったデートあとのLINEは、徐々にフランクにしていく。
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てつや
恋愛プランナー。「大人の合コンマニュアル」を極めたい人向けに、コンテンツネタ、カラオケのレパートリー、試合会場に適したお店リストなど、よりマニアックなネタは、note(https://note.mu/renaimaster)で随時配信中。まだ「男のホンネ!恋愛語録」を、ツイッター(@tetuya_1976)で随時配信中。美容業界に長年従事した経験から、女性を感動させる「おもてなし合コン」をマニュアル化し、女性、男性に向けた独自の恋愛コミュニケーションを発信。最短で幸せを掴むためのリスクヘッジを伝授します。