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CAR Dr.ノリシゲの妄想ドライブ

【SUVだと大きすぎるアナタへ】都会派コンパクトクロスオーバー、レクサスUX登場!

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説明しよう! 妄想ドライブとはヴェテラン モータージャーナリスト・ノリシゲセイイチが「このクルマにのったら、こんなことをしたい。こんなところに行きたい。この街道でぶっ飛ばしてチャンネーとこんなことがしたい!」と妄想の世界に遊ぶ気絶コラムである!

レクサスの新たな一台、都会派コンパクトクロスオーバー

2018年を締めくくるLEXUS(以下、レクサス)のニューモデル「UX」が発売になりました。ジュネーブモーターショーでワールド・プレミアから約9ヵ月、これが蕎麦屋の出前なら、麺は干からびて再び粉に戻ってしまうかも。いや~待っていました!

夕景が似合うセクスィーな一台が登場です!
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レクサスには既にLX、RX、NXというSUV3兄弟をラインナップしますので、コレで4兄弟かと思いきや、UXはSUVではなく「新たなライフスタイルを提供する都会派コンパクトクロスオーバー」という位置付け。ちょっと毛色が違うようであります。

というワケで、もっともUXに近そうなNXと比較してみましょう。( )内がNXのデータです

UX とNXのボディサイズ
全長×全幅×全高:4,495×1,840×1,540mm(4,640×1,845×1,645mm)
ホイールベース:2,640mm(2,660mm)
最低地上高:160mm(170mm)

注目したいのは2車の全高です。ズバリ、UXならタワーパーキングOK! 都市部でのユーティリティに長けているのが特徴です。

都会派コンパクトクロスオーバーは、オシャレな邸宅にもピッタリマッチ。
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次にレクサスUXのモデル構成で比較してみましょう。まず、パワーユニットと駆動方式から。

UX200
パワーユニット:2リッター直列4気筒エンジン
駆動方式:FF
最高出力:128kW(174ps)/6,600rpm
最大トルク:209kW(21.3ps)/4,000-5,200rpm

UX250h
パワーユニット:2リッター直列4気筒エンジン+モーター
最高出力:107kW(146ps)/6,000rpm+80kW(109ps)
最大トルク:188Nm(19.2ps)/4,400rpm+202Nm(20.6ps)
駆動方式:FF/AWD
※AWD用後輪モーターは最高出力5kW(7ps)、最大トルク55Nm(5.6ps)

UX250h F SPORT 専用フレアレッド
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兄貴分のNXとの違いは、AWDが欲しければハイブリット車であるUX250hしか選択肢がありません。その点、NXはガソリンエンジン車でもAWDが選べますしターボエンジン搭載でパワーもあります(NX300)。

F SPORT 8インチTFT液晶式メーター
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アナタにふさわしいUX選びは、まず駆動方式が分岐点となるかも知れません。価格帯はUX200が390万円~474万円、UX250hが425万円~535万円。また、UX250hのFFとAWDの価格差は26万円です(重量増加は60kg)。

ちなみに、2リッター直4ターボエンジン搭載のNX300が441万1,000円~533万1,000円、2.5リッター直4+モーターのハイブリッド車NX300hが505万1000円~597万1,000円という価格帯。この辺りもクルマ選びに影響するでしょうか。

さらに燃費比較では……

グレード別WLTCモード(市街地/郊外/高速道路)
UX200(FF) 12.8/16.4/18.7km/l
UX250h(FF) 22.0/23.4/22.7 km/l
UX250h(AWD) 21.1/21.7/21.7 km/l

女子ウケ抜群のムーンルーフを搭載して、星空もながめられるロマンティックなあつらえにしてはいかがでしょう。
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こうしてみるとハイブリットってスゴイんだな~とあらためて思うのですが、UX250hはFFとAWDではあまり差がありません。AWDモデルは後輪をモーターで駆動するタイプなのでエンジン負荷がほぼないのでしょう。また、AWDを選んだほうがリセールバリューも良いでしょうから、26万円の価格差は実質的に縮まるはず。

最後にライバル車比較です。レクサスのオフィシャルHPを見て興味深かったのが、ダイレクトに車名を表示して輸入車と比較しているところ。UX250hは、X2 sDRIVE 18i/GLA220 4MATIC/Q3 2.0TFSI quattro (180ps)と。UX200は GLA180/X2 sDRIVE 18i/Q3 1.4 TFSIと比較しています。

締めに全体像をおさらいしましょう! レクサスを象徴するCOOLなフロントグリル
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通常、この手の参考値はTVが入らないプレスカンファレンスや、セールストレーニングで提示されるのが慣例ですので、驚きとともに新鮮味も感じられました。無論、セールスマンは問答集で訓練を積んでいますが、年度末を睨んだ交渉術の参考にしてみてください。

エレガントな流線を描くボディ
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冒頭で触れたように、レクサスは新規車種のUXを、SUVではなくクロスオーバーと表現します。それはSUVの機動力やファッション性を都市型へ変換すると新たなライフスタイルが見えてくる……というレクサス流の提案なのでしょう。

コンパクトなのにマスキュリンさが漂う堂々とした後ろ姿!
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ワタシがUXオーナーになるとすれば、UX250hのAWDモデル+ムーンルーフ (10万8000円)がベース車となります。標準車はステアリングヒーターが未装備ですのでコレはパスしてグレード選び。お正月休みにじっくりと多彩なカスタマイズメニューを妄想して新年を迎えます。

Text:Seiichi Norishige

レクサス
0800-500-5577(レクサスインフォメーションデスク)

■UX DrivingMovie



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