オンオフ兼用なら、やっぱりチェックジャケットです
英国トレンドが継続する中、ジャケットではやはりチェック柄が鉄板です。チェック柄ジャケット人気はここ最近続いているのですが、なかでも今シーズンは大柄チェックがトレンドを牽引。つまり、チェックらしいチェック柄が人気ってことです。主張の強いチェック柄はカジュアルコーデで重宝しますが、とはいえ派手に見え過ぎるチェック柄は考えもの。コーデのしやすさやビジネスでの馴染みを考えると、コントラストを抑えたチェック柄の方がオススメです。
ベースカラーとチェック柄のトーン差を抑えたものなら、大柄でも印象は控えめに。ネイビーやブラウンといった、ベーシックかつシックなベースカラーなら、なおさらです。合わせるインナーやパンツの選択肢も広がりますしね。
1着でコーデ全体がまとまりやすいチェック柄ジャケットは、何かと重宝するアイテム。今シーズンはヴィンテージがキーワードのひとつでもあるので、それを意識した配色や生地感を狙うのもありですよ。
CIRCOLO1901 チルコロ1901
見た目は完全に英国顔ですが、実はジャージー地です
遠目には、いや近くで見てもツィードと見間違うリアルなプリント。実際の生地はストレッチ性の高いコットンジャージー地で、実に快適な着心地を楽しませます。チェックは、トレンドの大柄ウインドウぺン。英国らしいチェック柄ですが、コンフォートな着心地を生かして、スニーカーとでスポーティにまとめてみるのもありです。
Belvest ベルヴェスト
トーン次第でオトコらしく着られるブラックウォッチ
カシミアにウールをブレンドした生地は、アンコン仕立てとともに実に柔らかく軽い着心地を提供。そんな生地とは裏腹に、チェック柄はダークトーンのブラックウォッチを。大柄ですが引き締まった印象があるので、ラフにデニムと合わせても大人にまとまってくれます。
BOGLIOLI ボリオリ
品良い大人の休日ジャケットには、こんな馴染ませ系を
ベースとチェック柄の境がグラデーションになったグレー×ベージュの配色が、品良い印象に。起毛感のあるウール地がアンコン仕立てとともに柔和な雰囲気も漂わせますが、ウエストにややシェイプを効かせたシルエットは、すっきりとスタイリッシュに着られます。
SANTANIELLO サンタニエッロ
シックな秋の装いに、ダークネイビー×ブラウンが使える
英国クラシック感を高めるのは。大柄のウインドウペンだけにあらず。シングルのピークドラペルも、その要因です。生地はウールのサキソニー。地厚でしっかりとした風合いを楽しませてくれますが、南イタリアらしい柔らかな仕立てが、ガチガチの英国クラシックとは一線を画します。
Caruso カルーゾ
気負わずリラックス、そんな日には細かいチェック柄を
カルーゾのエクスクルーシブファブリックとなる、アルパカ×コットン×ナイロン地。それに乗せたチェックは、細かいですが主張が強いのが見どころです。ドロップ0を採用したボックスシルエットは、軽い生地感やアンコン仕立てとともに、休日コーデに最適なリラックス感を演出できます。
Photo:Naoto Otsubo
Styling:Takahiro Takashio
Model : Isao Takahashi(FORZAR)
Text:Masafumi Yasuoka
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