男を惹きつけてやまない定番の魅力。しかし、定番ゆえに見過ごし、定番ゆえに買い逃してはいませんか? 知ればあなたの人生を必ず豊かにしてくれるFORZA厳選の「鉄板定番」を、あらためて紐解きご紹介します。
“いいシャツ着てる”が、ひと目でわかるブランドです
第80回目は、フライのシャツです。
6万8000円(税抜)/フライ(ストラスブルゴ)
いつかは袖を通してみたい。ドレスシャツに目覚めた時からそう思い続けながらも、いまだ所有に至らずという人も少なくはないでしょう。なにせ、お値段がお値段ですしね。
ドレスシャツにおける最高峰と称されるフライ。1962年に、イタリアはボローニャで創業しました。同ブランドを語る際によく出てくるのが「究極のマシンメイド」という表現。手縫いをウリとするブランドは多いですが、ここは手作業で正確無比に裁断された生地を、1cmに10ピッチという極精細な縫製で完璧に仕立てるためには、マシンメイドが優れていると判断。マシンメイドであることを、誇りとしています。
また、もう一つの見どころは、カルロ リーバ製のエクスクルーシブ生地。クオリティにこだわるがゆえに少数しか生産できないことから「ファブリックの宝石」と称されるカルロ リーバの希少な生地を用いることで、非常に滑らかで柔らかな肌触りを楽しませてくれます。
その生地の質感、カッティングの正確さ、縫製の丁寧さを堪能するには、やはりベーシックな白無地のポプリンがおあつらえ向きです。
こちらはストライプ。生地こそしなやかで滑らかですが、そのシルエットは無駄がなく、特にウエストラインの美しさに定評があります。6万5000円(税抜)/フライ(ストラスブルゴ)
ヴィンテージのチェック生地を採用した1枚。ファンシーなチェックですが、シルエット然り立体的な襟然り、上質なシャツであることは一目瞭然です。5万6000円(税抜)/フライ(ストラスブルゴ)
バリエーションを揃えるには少々懐には厳しい価格ですが、一度上を知るとなかなかレベルを下げられないのが人間のサガ。フライのシャツを買うときは、そのあたりも覚悟の上で。
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Photo:Naoto Otsubo
Styling:Takahiro Takashio
Text:Masafumi Yasuoka
【問い合わせ】
ストラスブルゴ
0120-383-563
https://strasburgo.co.jp/
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