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話題の“スーパーフード”を一挙紹介! あなたの目的に合ったおすすめはどれ?

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世界で話題のスーパーフード、どれだけ知っていますか?

近年話題の「スーパーフード」。その名前は聞いたことがあっても、具体的にどのような食品があるのか、そしてどのような効果が期待されるのかは詳しくないという人が多いのではないでしょうか? 今回は、誰でも手軽に取り入れられるスーパーフードについてご紹介します。

目次

1.スーパーフードとは

2.目的別のおすすめスーパーフード


①ダイエットをしたい人におすすめ

②便秘を解消したい人におすすめ

③体力をつけたい人におすすめ

④美肌になりたい人におすすめ

⑤集中力を高めたい人におすすめ

3.2018年の最新スーパーフード

1.スーパーフードとは

そもそも、「スーパーフード」とはどのようなものを指すのでしょうか? 一般社団法人 日本スーパーフード協会は、スーパーフードの条件を以下のように挙げています。

定義:栄養バランスに優れ、一般的な食品より栄養価が高い食品であること。あるいは、ある一部の栄養・健康成分が突出して多く含まれる食品であること。一般的な食品とサプリメントの中間にくるような存在で、料理の食材としての用途と健康食品としての用途をあわせもつ。


基準:スーパーフードの発祥の地アメリカで、一般的に「スーパーフード」として認知・評価されている食品であること。「食歴」が長く、何世紀にもわたって人々の健康に寄与してきた食品であること。それにより、人体に及ぼす可能性がある、あらゆる問題が解明されており、その安全性に不安をもって食することがなく信頼がおけるもの。


(出典:スーパーフードとは|Superfoods | 一般社団法人 日本スーパーフード協会)

……つまりは、他よりも栄養が多く含まれている食品のことを「スーパーフード」と呼ぶのですね。そうはいっても、具体的なイメージは湧かないというのが本音。それでは、実際にスーパーフードとされている食品をいくつかご紹介します。

アサイー:抗酸化作用のあるアントシアニンが豊富で、鉄分、食物繊維、カルシウム、ビタミンEも多い。

ウコン:クルクミン(色素成分)によって肝臓の働きが良くなる。

アーモンド:ビタミンEが豊富で、アンチエイジングの効果が期待される。

アセロラ:レモン果汁の約34倍ものビタミンCを含む。

ザクロ:種子に含まれるエストロンが、更年期障害や肌トラブルに効果的とされる。

こうして見てみると、スーパーフードは身近な食材にも多くあることがわかります。ちなみに「スーパーフード」という言葉そのものは、1980年代頃にアメリカやカナダで専門家が使い始めたのが起源だとされています。

2.目的別のおすすめスーパーフード

一口にスーパーフードといっても、その種類はさまざまです。ダイエットをしたい、体力をつけたい、集中力を高めたい……など、悩みも人それぞれ。そこで、目的別におすすめのスーパーフードと手軽な取り入れ方をご紹介します。聞いたことのないような珍しい食品もありますが、パウダー状になったものが売られていることが多いので、比較的簡単に入手することができますよ。

①ダイエットをしたい人におすすめ

チアシード:たんぱく質や食物繊維を多く含む上、水に浸すと10倍ほどに膨らむため、満腹感アップにつながります。無味無臭に近いため、どんな食材にも混ぜられるのが利点。毎日大さじ1杯摂ることで、健康効果が期待できるといわれています。

ココナッツオイル:中鎖脂肪酸に分類されるココナッツオイルは、体内に蓄積された脂肪を使いながら速やかに消化されるため、痩せる油とされています。しかし巷では加工された“人工”ココナッツオイルも売られているため、お店に行った際には、無精製・無添加・非加熱抽出のものを選ぶように注意しましょう。コーヒーに入れることで手軽に摂取できます。

②便秘を解消したい人におすすめ

キヌア:精白米に比べ、なんと10倍もの食物繊維を含んだ雑穀。その栄養面や取り扱いやすさから宇宙食にも推奨された、まさに“スーパーフード”。きちんと洗って苦み成分を除去してから、たっぷりのお湯で茹で、お米の代わりとして食べましょう。

モリンガ:和名を「ワサビノキ」という植物で、ほろ苦さが特徴。レタスの18倍の食物繊維など、90種類以上の栄養素を含んでいます。葉を乾燥させたパウダー状のものを水に溶かせば、青汁や苦みのある緑茶のようになるそう。

③体力をつけたい人におすすめ

サチャインチ:血液をサラサラにするオメガ3脂肪酸をアーモンドの約7000倍含み、タンパク質も豊富な星形のナッツ。味はきなこに似ているとのこと。パウダー状で売られているものを購入し、ヨーグルトにかければ、手軽においしく摂取できます。

④美肌になりたい人におすすめ

亜麻仁油:別名「フラックスシードオイル」。亜麻仁油に含まれるα-リノレン酸が肌荒れに効果的であるとされ、“食べる美容液”ともいわれています。熱に弱いため、生のままサラダなどにかけて食べましょう。

アロエベラ:アロエの一種で、古代エジプトの書物に薬草として記されていた、歴史あるスーパーフードです。液汁が皮膚の細胞に作用し、美肌効果を発揮するという研究結果も出ています。アロエベラの成分が配合されたスキンケア用品を使ってみてはいかがでしょうか。

⑤集中力を高めたい人におすすめ

カカオ:集中力を高める効果やリラックス効果があるテオブロミン(苦味成分)を含んだ食品。牛乳に溶かしてドリンクとするほか、パウダー状のものを食事にかけても良いですね。

3.2018年の最新スーパーフード

最後に、これから来る!と巷で話題のスーパーフードをご紹介。

世界では次々と新しいスーパーフードがブームを迎えていますが、なかでもダントツで注目の食品があります。その名も「マキベリー」。

一般社団法人 日本スーパーフード協会が発表した「2018年下半期トレンド予測 ビューティースーパーフードランキング TOP10」では見事1位に輝き、コスメ素材として使用できるほどスキンケアに効果的な要素をもっているといいます。イギリスの健康食品オンラインショップ<MuscleFood>の発表でも、2018年注目のスーパーフードとして紹介されました。ブルーベリーに似た見た目の果実で、ビタミン類による美肌効果やカリウムによるむくみ改善が期待できます。

コンビニではマキベリーを含んだスムージーが売られているほか、マキベリーをトッピングしたパフェを提供しているお店もあるそう。世界でも大人気のスーパーフードですが、手軽に楽しめるのが嬉しいポイント。気になる人は、チェックしてみてください。

ダイエット効果のあるオイルから最新の果実まで、さまざまなスーパーフードをご紹介しました。興味を惹かれる食品はありましたか? ぜひ、ご自身の目的や好みに合ったものを選んでみてくださいね。

Photo : Getty Images
Text : Nagi



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