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くろP花鳥風月 イリュージョン! 絵を体験する体験

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親愛なるみなさま、残暑お見舞い申し上げます。

早くも立秋を迎え、なんとツクツクホーシもちらほら鳴き始めました。七十二候では「寒蝉鳴(ひぐらしなく)」。ヒグラシとは、夕暮れなどに高い声でカナカナカナカナ(とかキキキキ……)と鳴くセミでありますね。

そんななか、サクッと静岡まで「安野光雅のふしぎな絵本展」に行ってまいりました。安野さんといえば、やさしい色使いの風景画…というふわっとしたイメージしかなかったなんて、己の無知がうらめしい恥ずかしい。本当にすみません。

森の風景のなかに、よくよく見るとたくさんの動物が隠れていたり(『もりのえほん』)、見れば見るほど頭がグルグルするだまし絵だったり(『ふしぎなえ』『さかさま』)、その文字で始まる名前のものを美しく細密に描き込んでいたり(『ABCの本』『あいうえおの本』)──

どれも"見る"というより"体験する"感覚。摩訶不思議なマジックにひっかかるような鮮やかな驚き、仕掛けや仕込みを発見する楽しい達成感たるや! 決して"女コドモ"向けじゃなく、数字や自然科学に関する作品もたくさんあって縦横無尽。まるで、見るマッサージ!? 仕事でお疲れのダンナも、頭のコリがとれてきっとココロが軽くなりましょう。

できればお友達や家族と一緒に見て、盛り上がってほしい気持ちでいっぱいです。なぜなら、一緒に見るだけで、そのまま一緒に遊んでいる!から。モノより思い出。遊び下手な真面目なダンナ口下手なシャイなダンナ、美術館を出たあとは、静岡おでんも静岡割りも進みますよ。

大人買い(一部)です。

1968年に『ふしぎなえ』で絵本作家としてのデビューを果たしてからちょうど50年、御年なんと92歳! ものごころついた頃から絵を描かない日はなかったといい、今年もこの8月までにすでに5冊も描き下ろしているという御大。我らが赤峰先生も超絶パワフルだけど、安野先生も筆欲ますます旺盛で、こちらがワクワクしてしまう。「あの赤い三角のやつ、ついポチッとしてしまうんだよー」とYouTubeもスマホでちょくちょくご覧らしいので、FORZAの動画も頑張るぞー!

企画展「安野光雅のふしぎな絵本展@静岡県立美術館
2018年07月14日(土)〜2018年09月02日(日)
静岡県静岡市駿河区谷田53-2
JR「静岡」駅から、バス30分、またはタクシー20分
JR東海道線「草薙」駅県大・美術館口から、徒歩約25分またはバス約6分
当日券 一般1,000円、70歳以上500円、大学生以下無料
※《地獄の門》をはじめ大充実のロダン館、富士山作品多数の「収蔵品展」も、併せて鑑賞することができます。

kuro.

【和魂洋才‡アカミネア】赤峰幸生のファッション松下村塾vol.3「清く正しいクールビズ」本日20時公開です! 

先日訪れた「めだか荘」(by 赤峰先生)は、すっかり秋のしつらいに。紳士の秋は、狩り(ハンティングスタイル)から始まるのだそうです。


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