外回りから帰ってもうひと仕事、そんな時やる気になる環境作りを
消耗品であるデスクツールは、会社の支給品で賄っている。まぁ、日々使うものだとランニングコストもバカになりませんから。とはいえ、いかにも事務用品顔の味気ないツールでまとまったデスクって、正直やる気出ませんよね。せっかくビシッと決めたスーツ姿も、デスクに着いた瞬間に形無しです。ここはやはり、こだわりのあるセレクトでデスク周りでもデキるビジネスマン演出を楽しんでみませんか?
では、モチベーションが上がるオシャレなデスクツールってなんでしょう? 注目すべきは、デザインだけでなく素材感です。いかにも事務用品といったツールの場合、プラスチックやペーパーといった簡易的な素材がほとんど。それを、重厚感のあるメタルやガラスなどに変えると、グッとオシャレになります。紙製の日めくりカレンダーなどは、プラスチックに変えたりね。
ただし、自宅のデスクほどこだわりを詰め込むのは会社である以上はやりすぎ。あくまで、オフィス然としたシンプルなデザインや色のものを選びましょう。
テープディスペンサー
ずっしりとした総メタル製ならではの安定感
プラスチック製のものが多いですが、こちらは重厚なメタル製。ベースもメタル製で、ディスペンサーをマグネットで固定できます。2つくっつければ、2種類のテープが使えるんです。マグネットはディスペンサー側についているので、デスクがメタルの場合は直接くっつけることも可能。総メタル製とあって安定感が抜群なので、片手でテープを引き出すことができます。
ペンスタンド
つい眺めてしまう、オブジェなペンスタンド
ロンドン生まれのデザインブランドからリリースされたこちらは、一見オブジェかと思ってしまいますが実はペンスタンドです。ガラス製の筒の中に、メタル製の筒を2つセットすることで、分別して収納することができます。それぞれの底部にはマグネットが設置されており、単体でも使用することが可能です。
ステープラー
ちょっと大きめサイズの方が、使い勝手いいんです
手に持った時にしっくりとくるフォルム。イタリアのバルマ社が手がけたステープラー、つまりホッチキスは、適度に大きめなサイズ感も相まって、力が入れやすいという魅力も備えます。また、針の装填数が多いのも魅力。一般的な10号サイズの針を、200本も装填できます、
カレンダー
ポップに見えて、実は歴史的名作なんです
今っぽいポップなデザインですが、生まれたのは1967年。イタリア人デザイナーのエンツォ・マリによって製作された万年カレンダーは、60年代のインテリア雑誌で表紙を飾ったりと、時代を象徴するデザインとして知られています。素材はプラスチック。グラフィカルな書体が、誕生から半世紀を過ぎた今見ても、古さを感じさせません。
ハサミ
シャープな直線デザインが、オフィスにぴったり
オフィスで使うには、まさに打ってつけな直線的デザイン。その鋭さは見た目だけにあらず、切れ味も見事です。なにせ、生産は古くから刀の名産地として知られる岐阜県にて製作されていますから。日本刀の技術を用いたステンレス製の刃は“まるでカミソリ”と評される切れ味だけに、取り扱いにはご注意を。左右のどちらの利き手でも使えるというのも嬉しい点です。
Photo:Naoto Otsubo
Styling:Takahiro Takashio
Model : Isao Takahashi(FORZAR)
Text:Masafumi Yasuoka
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