
ルシード 薬用スカルプデオシャンプー(医薬部外品)450ml ¥1450(編集部調べ)/マンダム






※商品情報は2018年7月現在のものになります。また、製品の価格は、明記してある場合を除いて税抜きです。
夫婦の間にスキマ風が吹いたら……。原因はアタマが発するニオイかも!?
暑い時期、に限った話ではないが、ニオイ問題はアラフォー世代につきもの。スマートに決めているのに決めきれないのなら、その原因はほんのりまとわりついているニオイかも?
アラフォー世代のニオイ問題についてお話を聞いたのは、マンダム広報部の萩原奈津子さん。マンダムでは2014年より、スメルマネジメント活動の一環として「においケアセミナー」を実施している。ご自身も「主人のニオイ対策は力を入れています!」と語る萩原さんに、ニオイの原因から対策まで、じっくりと解説いただいた。

哀しいかな、アラフォー世代はアタマのニオイが本格化!
「俺の枕、ク…………クサいッ(驚)!!」と思ったことはあるだろうか。あるいは「お父さんの枕、クサーい(泣)」というシーンはなかったか。はたまた「お風呂上がりですでにクサいんだけど(怒)」と妻と口論になったことは? 毎日お風呂に入って清潔にしているはずなのに、なぜこんなクサいと言われてしまうのか。
「その原因は、ミドル世代に特有のニオイによるものです」と萩原さん。

ミドル世代に特有のニオイとは、いわゆる加齢臭にはあらず。
「加齢臭は50代半ばから本格化する体臭で、枯れ草のようなニオイが特徴です。しかし、ミドル世代の男性から漂うニオイを分析した結果、全く違う種類のニオイだと分かりました。ミドル世代特有のアブラっぽい汗のニオイ、それこそがマンダムが発見した『ミドル脂臭』です」
気になるニオイの正体は「ジアセチル」
萩原さんによると「ミドル世代の体臭を決定づけている原因成分のジアセチルは、チーズやヨーグルトなど発酵乳製品にも含まれる臭気成分です。しかし、このジアセチルこそがミドル脂臭の元凶。汗中の乳酸を常在菌が代謝・分解して発生したジアセチルが、頭皮脂臭と混ざりあうことで、アラフォー世代に特有の『夫の枕がクサい』のニオイが発生するのです」
ジアセチルがいかにやっかいな成分なのか、じっくりアタマに入れていただくべく、以下にその特長をまとめてみたい。

【1】ニオイは後頭部が中心
ミドル脂臭はカラダのなかでも特に後頭部からニオイがちという特長がある。まず“枕がクサい”という現象が起こるのもこのため。さらに、後頭部のニオイは自分の鼻に届きにくい=自分ではニオイに気がつきにくいという特長が。
【2】女性に敬遠されるニオイ
個人によって反応は変わるものの、ジアセチルは男性より女性にとって不快度が高いニオイと言われている。さらに少量でもニオイが拡散しやすいという特長もあわせもつ。満員電車で、なぜか美女に顔をしかめられたとしたら、ミドル脂臭がぷ~んとニオっていたせいかもしれない。
【3】皮脂にたまりやすい
皮脂にたまるのなら、代謝の良いヤングのほうがよりクサいのでは?と疑念がわくのは当然。しかし、ミドルには加齢現象が忍び寄っている。ヤングの皮脂はサラサラしているが、ミドル世代になると皮脂はラード化してベタベタに変化。皮脂に蓄積したミドル脂臭が落ちにくいのだ。
ジアセチル対策の第一歩は、シャンプーの見直し
「もともと頭皮の皮脂は落ちにくいのですが、さらにミドル世代は皮脂がドロドロ化。それでいて、男性は短時間のうちにシャンプーを済ませている人が多いようです。そのため、頭皮の汚れが残ってしまい、ひいてはニオイも残るということになります」

「ミドル脂臭対策としては、まず丁寧にシャンプーをすることが第一です。頭皮と毛穴の皮脂をほぐすように、シャンプーを使う前の予洗いを長めに。また汗が菌によって分解されてジアセチルが発生するので、殺菌成分が配合されたシャンプーを選びましょう。またシャンプーブラシを使って洗髪することも効果的ですね」と萩原さん。このようにやさしい笑顔で教えてくれた。
"アタマのニオイをケアしたら、冷え切っていた夫婦の距離が近づいた"というご夫婦もいるのだそう。シャンプー選びは妻まかせ、なんてぬるい気持ちがニオイを招いているといっても過言ではない。そして洗うべきは髪だけではなく頭皮。その点を肝に銘じてほしい。
シャンプーは殺菌成分が入っているものを選ぼう
オトコのニオイをやっつけるべく、男性用シャンプーの種類は探してみると豊富にある。選ぶ基準は自分の好みでオッケー、ではあるが、1ヵ月ほど使ってみて枕のニオイが減ったかどうかをとりあえずの目安にしてみよう。昇天モノのシャンプーをモノにするのがスマフォーのスタンダードだ!
40代男性に特化した作りで、いま大人気!
ディープクレンジング処方により、毛穴に残るベタつくアブラもスッキリ。シャンプーだけでももちろん殺菌成分を配合して、ニオイ菌を退治できる。洗い上がりはさらっと軽い指通りに。

毎日バッグに忍ばせたい"水がいらない"シャンプー
日中に出てきた汗や皮脂をそのままにしてはニオイの元に。そこでドライシャンプーを利用するのも手。植物由来のパウダーが皮脂を吸着してアタマがサラサラに。リフレッシュ効果もあり。

暑い季節の限定シャンプーがクールすぎるとのウワサ
夏の限定アイテムとして人気を博しているシャンプーの2018年バージョン。やみつきになるほどの冷感で、火照ったアタマをクールダウン。ニオイにアプローチする3種の成分を配合。

スカルプエッセンスでもニオイ対策は可能
昇天級のシャンプーに出会ったあとで、たしなみたいのは頭皮エッセンス。セルフマッサージで、こり固まったアタマをほぐす愉悦をぜひとも実感したい。朝のスタイリング時に使うほか、疲れた皮脂臭が出始める夕方ごろに使うのもおすすめだ。
妻とシェアできるスカルプケアアイテム
独自のテクノロジー、ナノセスタDDSを採用。配合成分を狙ったところに届ける高スペックなセラム。ひんやりとした使用感でリフレッシュ効果も高し。頭皮が引き締まると、顔までキリッと引き締まりそうだ。

シュワッと弾ける泡が心地いい
頭皮に潤いを与えつつ、マッサージ効果でアタマ全体がスッキリ。シトラス・ムスクの香りで爽やかさも十分に。シリーズにはほかにシャンプーやコンディショナー、スタイリングアイテムもあり。

ニオイ対策もハリコシ対策もおまかせ
男性の頭皮にアプローチするシリーズのエッセンス。ボリュームが出にくくなってきた髪にハリとコシを与える成分を配合。ニオイを抑える成分も配合されているので、気になるアタマ問題に心強いアイテム。

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アリミノ
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イーラル
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マンダム
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Photo:Makoto Muto
Text : Saiko Maruoka
Edit : Yukari Tachihara