東のオールスター、西のエア フォース 1、スニーカー界の一翼
第56回は、ナイキのエア フォース 1です。
各1万円(税抜)/ナイキ スポーツウェア(ナイキ カスタマーサービス)
いつ見ても、古さを感じないデザイン。真のベーシックとは、エア フォース 1を指すといって過言ではないでしょう。1982年に登場したエア フォース 1。35周年を迎えた2017年は、多くのアニバーサリーモデルが登場しました。引き続き多彩なシーズナルモデルが話題を集めています。
元々は、バスケットシューズとして誕生した同モデル。エア テクノロジーを搭載した、初のコート用シューズとなります。そのクッション性の高さと優れた安定感、そしてオールレザーという上質感から、アメリカ大統領専用機の名を冠したのは、まさしく言い得て妙です。
90年代から2000年代にかけては、ヒップホップアーティストたちからの絶大な支持を得て、ストリートシューズにおける、いわば顔役となりました。特にオールホワイトが人気で、通学用スニーカーはワンポイントまでという校則をブレイクスルーできるイケてる一足として、重宝したという人も多いのではないでしょうか。
昨今は、ベーシックさに加えて、バスケットシューズならではのボリュームシルエットが、トレンドとマッチ。新たなファン層を拡大しています。
高い衝撃吸収性を求められるバスケットシューズ出身とあって、厚みのあるソールが特徴に。エア テクノロジーと相まった履き心地の良さは、35年以上経った今でも最新モデルと遜色ありません。
こちらは、2017年モデルとしてリリースされたシーズナルモデル。アッパーにはシュリンクレザーを採用。シュータンとヒールには、星条旗を想起させるスターモチーフがデザインされています。
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ルイ・ヴィトンのメンズ・アーティスティック・ディレクター、ヴァージル・アブローがカスタマイズモデルを手がけるなど、誕生から長きを経てますます注目を集めるエア フォース 1。ナイキのスローガン誕生30周年を宿したJUST DO ITコレクションでもラインナップされるなど、さらに狙い目かもしれません。
Photo:Naoto Otsubo
Styling:Takahiro Takashio
Text:Masafumi Yasuoka
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