長靴がカッコいいって、コレと出会うまで知りませんでした
第50回は、ハンターのレインブーツです。
1万6500円(税抜)/ハンター(ハンタージャパン カスタマーサービス)
今年も梅雨シーズンがやってまいりましたね。昨今は防水シューズも随分と進化し、一見するとドレスシューズなのに完全防水という一足も珍しくなくなりました。雨に制約されることなくおしゃれを楽しめるのはうれしいことですが、雨の日だからこそ楽しめるおしゃれだってあると思います。なんてったって、僕たちにはハンターがあるんですから。
1856年にスコットランドでレインブーツメーカーとして創業したハンター。第1次世界大戦で英国軍から防水かつ頑丈なラバーブーツの大量生産を請け負い、会社を大きく発展させます。同ブランドのレインブーツが優れている点は、液体天然ゴムを一体成型することによる完全防水性と、戦地に対応するほどの高い耐久性にあります。その信頼性の証として、1977年にはエジンバラ公、1986年にはエリザベス女王よりロイヤルワラントを授与されています。
また、脚の形に沿った立体シルエットは、従来のゴム長靴というイメージを払拭。今では女性も含めてファッションアイテムとしても広く人気を集めています。
1956年に登場したオリジナル トールブーツ。合計28個のパーツを手作業で製作しています。立体的な成型に加え、サイドにはアジャスターベルトも装備。つま先保護のためにトゥに厚みを持たせるなど、一見シンプルなようで実は機能的です。ヒール付きで立ち姿が美しいのが、女性からも支持されている要因です。
泥まみれもへっちゃらなハンターだけに、本気使いしている人も多いはず。そんな人には、オリジナル トールブーツ専用のキャリーケースがおすすめ。ナイロン製でタフ、ケア用品の収納ポケットも付いています。
4800円(税抜)/ハンター(ハンタージャパン カスタマーサービス)
雨の日は、単に靴が濡れるだけでなく、跳ね返りにも注意が必要。特に最近はゲリラ豪雨も心配ですしね。その点、ハンターのオリジナル トールブーツなら完璧防護。また、雨に降られることが多い夏フェスにも、重宝するのは確実です。
Photo:Naoto Otsubo
Styling:Takahiro Takashio
Text:Masafumi Yasuoka
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ハンタージャパン カスタマーサービス
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