マウンティングされやすい人とは
マウンティングの対象になりやすい、という悩みを抱えている人は実は多いもの。マウンティングをされやすい人には特徴があります。それは、気が強くなく、人がいい人です。気が強い人にマウンティングをすると、はっきりと「鬱陶しい」と伝えられてしまう可能性があります。マウンティングをする人は自分の話を聞いてくれて優位に立てる人を求めているため、あまり言い返してこない、何を言っても怒らなそうないい人はターゲットになりやすいです。自分の意見をはっきり主張するなどして、あまり舐められないようにしましょう。
マウンティングへの対処法
マウンティングをされている方は不快な気持ちを抱いてしまうこともあるかと思います。マウンティングをする人から離れられれば一番いいのですが、職場で関りのある人などどうしても付き合いを続けなければいけない場合もあるでしょう。そんなとき、どのように対処すればいいのか紹介します。
①適当に相槌を打つ
話を聞いてイライラしてきたとしても、それを表に出すことなく、「うん」「そうなんだ」などの相槌を繰り返しましょう。マウンティング男は自分の話をして心を満たすのが目的のため、ある程度話し終えると満足する場合が多いです。また、望んだ通りの返事が来ないとつまらなくて相手から去っていくこともあります。単調な返事で相手をするようにしましょう。
②相手の心理を考える
マウンティングをされたら、上記で示したマウンティングする人の心理を思い出しましょう。そうすると、過度にイライラすることなく話を聞けるはずです。心がざわついたら相手と同じ立場に立っていると考えている証拠。そのように考え、真正面から相手をすることのないようにしましょう。
③やめさせようとしない
人間、他人を変えるのは難しいものです。いくらマウンティングをやめさせようとしても、それは徒労に終わってしまう可能性が高いです。自分の気持ちの持ちようを変え、受け流せるようにしましょう。
④張り合わない
マウンティングに対抗しないことが最も大切です。張り合うと、マウンティング男の格好のターゲットになってしまい、常にマウンティングをされるようになります。心の距離を適度にとり、見下されないように自分の情報はあまり出さないようにしておきましょう。
⑤嫌な思いをしたと伝える
どうしてもマウンティングが続く場合、「あなたの言動に傷ついている」ということを本人にはっきり伝えてみてください。マウンティングを行う人は周囲の目を気にしているため、自分の立場が悪くなることや、評価が下がってしまうことを実は恐れています。不快な思いをしていることを相手に気づかせ、マウンティングをやめてもらいましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。マウンティングにストレスを溜めるのはもったいないことです。真正面から相手をすることなく、受け流すことで対処しましょう。また、自分自身もマウンティングをして他人を不快な気持ちにさせないよう、気を付けてみてくださいね。
Text : R.S.
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