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ファッション界の賢人が提案! 干場に着させたい「松竹梅」
オフを快適で艶やかに! リラックスリゾートスタイルの松竹梅とは?【PR】

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来たる春夏の余暇を謳歌するために! 色気と洒落っ気たっぷりの名品たち

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ファッション業界の賢人が編集長・干場に買わせたい逸品を価格帯別に紹介する連載第20回。夏に先駆け、すでにバカンスへ想いを馳せている干場へリコメンドしていただいたのは、ミラノ在住の日本人デザイナー&ファッションディレクター、中新井淳平さん。本場イタリアで培われた、色気がありつつ力の抜けたモノ選び、干場が思わず舌を巻いた名品とは!?

編集長・干場(以下干場):お久しぶりですね。中新井さんとはB.R.CHANNELっていうYouTubeの番組で一度対談をさせていただいていて。今回もお住まいのイタリアからわざわざお越しいただきました。せっかくだから、2018年のイタリアの春夏のトレンドなんかも教えていただければなと。

中新井氏(以下中新井):ありがとうございます。確かにトレンドはちょっとずつ変わってきていて。エレガントな部分はあまり変わっていないんですけど、落とし込み方が窮屈なものというよりはもうちょっと……例えばリラックスだったりとか、アクティブ、生活感があるものに近くなった気がしています。ライフスタイルに近くなったのかな。

干場:それ、イタリアもそういう流れになっているんですか?

中新井:イタリアもそうですね。もちろんそれはファッションだけじゃなくて、食事の面だったりとか、フィジカルな面でもすごく気を使ってる人が多くなってきましたね。

干場:フィジカル、確かに気を使う人すごく増えましたよね。ファッションでも大事な部分だと思います。女の人でもヨガをやる人が増えていたりとか。“ヨガをやってる人はキレイ”みたいな価値観もできてきてる。モデルさんとかもそうじゃないですか? そのヘルシーだったり、アクティブだったりとかっていうのがキーワードになっていますよね。すごく格好いいのに不健康そうとかって、今はあまり流行らないですもんね。

中新井:そうですね。特にランなんかには、やっぱりみなさん結構ハマっていますね。

干場:イタリア人てあまり走ってるイメージがないですけどね。逆に僕はイタリアだけでしか走らないんですよ。日本では全然走らない(笑)。イタリアに行く1月の初日は、自分の泊まってるホテルからアルマーニの住んでるご自宅まで行って、“あけましておめでとうございます”ってやるのが習慣になってます。

中新井:アハハ(笑) 僕も走ってるんですが、マラソンとかって形ではなくて。

干場:“時代を走ってる”んですか?

中新井:時代……も走ってはいきたいんですけど(笑)、バスケットをやってるんですよ、僕。バスケやって、背が伸びたんです。

干場:そうだったんですね(笑)。アクティブって話をしましたけど、今のイタリアのトレンドの中にアクティブって要素はあるんですか。

中新井:ありますね。もちろん、スニーカーも流行っていますし、僕は好きで今日もシャツを着てますけど、シャツを着る人は少なくなったと思います。

干場:えぇ!?

中新井:それよりも、Tシャツやニットとか。ジャケットを着てないときも着てるときも、両方そうなってきてますね。

干場:へぇ! でもイタリア人ってかなりコンサバじゃないですか? 色でも相変わらずネイビーとか白、グレーとかが好きだったりとか。

中新井:そうですね。だからコンサバの人たちはなかなかそれを抜けられてないんですけど、まあ遊んでみようかな、って型にハマってない人たちはそっちに流れる傾向があります。今までにはなかった動きなので目立ってますよ。

干場:なるほど。じゃあ、それを踏まえて2018年の春夏、リラックススタイルの松竹梅ということで。一番買いやすい“梅”から見せていただけますか?

ラダーチェック柄のスウェット 1万6000円(税抜)

中新井:ぜひおすすめしたい“梅”がありまして。ラグランスリーブのTシャツと言えばスポーツウエアのイメージですが、これはジャカード素材。ジャカードって質感も立体的で、とてもリッチな表情になる。それをTシャツに落とし込んでいるので高級感がありますね。これを1枚で着るだけで、普通の白Tよりもおしゃれに見えてしまうという。

干場:なるほど! 良いですね。どうやって着るのがおすすめですか?

中新井:これは是非、高密度の……

干場:高密度!?

中新井:高密度のベージュのチノパンと。太さは、テーパードがかかっているといいですね。細すぎない、細身で。光沢とハリのあるベージュのものがよく合うかと。そんな最新のイタリアらしいパンツで、靴はローファーですかね。色は黒。

干場:ローファーですか。その心は?

中新井:その心は……少しユルく見せて、でも最後は締めたいなと。

干場:高密度な細身のチノパンで、裾のターンナップはどうするんですか? ダブルにします?

中新井:いえ、シングルで。

干場:タタキですか?

中新井:いや、叩かないシングルがいいと思います。

干場:じゃあ、ちょっとレトロな感じなんですね。昔のプラダとかグッチとかにありそうな。

中新井:そうですね。ちょっと’90年代ぽい感じというか。

干場:うん、わかります。ちなみに、お値段はおいくらですか?

中新井:これは1万6千円ですね。

干場:イチロクですか! 買いやすいですね。では次に、“竹”も見せていただけますか?

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