オトコとして生まれたからには、一度は手にしてみたいモノやコト。本企画は、そんな夢と憧れが詰まった、超絶ラグジュアリー情報をお届けいたします。実際に手に入れるか入れないかは、アナタ次第です!
もはや美術館収蔵品クラス! 2億円の超豪華万年筆!
第8回目は、モンブランの「モンブラン ハイアーティストリー ヘリテイジ メタモルフォシス リミテッドエディション1」です。
150万ユーロ/モンブラン
ヨーロッパでは、古くよりクモは執筆というクリエイティブな行為を象徴する存在とされています。ご存知、筆記具の名門モンブランも、かつて1920年代にクモをモチーフにした作品を発表しています。
そんなクモをあしらった万年筆が、この度新たに発表されました。名付けて「モンブラン ハイアーティストリー ヘリテイジ メタモルフォシス リミテッドエディション1」です。いや〜長い! でもいいんです、これぐらい長くても、決して名前負けしない万年筆ですから。なんていったって、そのお値段は150万ユーロ。日本円にして約2億円!!
おいそれとジャケットの胸ポケになんかに挿せない驚愕のお値段。そのケースとキャップの素材にはホワイトゴールドが用いられ、そして合計13カラットものダイヤモンドが全体にパヴェセッティングされると同時に、クモの背中には約0.62カラット、さらにキャップ先端には5カラットの大粒ダイヤモンドが鎮座しています。これ、もはや筆記具じゃなく工芸品といって良いでしょう。なにせ、世界限定1本のみの製作ですしね。これで文字を書いたら、ひと文字いくらになるんでしょうか…。
高価な理由は素材だけにあらず。最大の見せ場はやはり高度な造形技術にあります。透し彫りを用い表現された立体的なクモとキャップトップ。ペン全体に施されたクモの巣モチーフの間には、すべてダイヤモンドが緻密にパヴェセッティングされています。
クモとクモの巣がエングレーブされた、ホワイトゴールド製のペン先。よく見れば、ここにもダイヤモンドが2石! 「こんなにダイヤモンドをセッティングして、もしひとつでも落ちたらどうしよう…」と考える人には、オススメしません(笑)
単に豪華なだけじゃなく、筆記具の名門ならではの歴史と技術を堪能できるこの万年筆。ぜひ実文字を書くところを見たいものです。まぁ、実際に手に持ったら、恐れ多すぎてひと文字書いただけでドッと疲れそうですが(笑)。
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Text:Masafumi Yasuoka
【問い合わせ】
モンブラン コンタクトセンター
0120-39-4810
http://www.montblanc.com/
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