ツボの押さえどころがお見事! ダニエル&ボブのレザーバッグ
男を惹きつけてやまない定番の魅力。しかし、定番ゆえに見過ごし、定番ゆえに買い逃してはいませんか? 知ればあなたの人生を必ず豊かにしてくれるFORZA厳選の「鉄板定番」を、あらためて紐解きご紹介する当企画。
第21回目は、ダニエル&ボブのレザーバッグです。

1976年にイタリアのフェラーラで創業したダニエル&ボブ。フェラーラといえば北イタリアの小都市で、レザー製品の一大産地。その地で、ダニエル&ボブは名作ローディーを生み出しました。ローディーとは、鞣したレザーを職人の手によって絞り染色することで、ワイルド&ナチュラルなシワ感とムラ感を表現したレザーの名称。ダニエル&ボブにおける、十八番素材です。そんなローディーを採用したモデルといえば、ロングセラーである半月シルエットのジャスミンとともに高い人気を誇る、チェルカトーレ。使い勝手に優れるという同ブランドのさらなる魅力をお伝えするのに、打ってつけの存在です。
トート&ショルダーの2WAYとなるチェルカトーレ。ジップポケットとオープンポケットを内蔵したアウトポケットや、開口部を閉じるスナップボタン付きタブ、大きな荷物も収納できる幅広のマチなど、実に機能的な作りとなっています。
シワ感とムラ感のあるローディーレザーは、本来ならカジュアル向き。しかし、コンフォートの潮流に乗りソフトブリーフが人気を集めている今、そのやわらかなシルエットはビジネスでも許容範囲です。


カジュアルコーデにもビジネスジャケパンにもマッチするダニエル&ボブ。昨年の春夏よりレディースコレクションもスタートしたとあって、街で見かける機会が益々増えそうです。




Photo:Riki Kashiwabara
Styling:Takahiro Takashio
Text:Masafumi Yasuoka
【問い合わせ】
八木通商
03-6809-2183
http://www.danielandbob.jp/