意外な場所に施した レザーパイピングに感動
2017-18秋冬コレクションから新クリエイティブ・ディレクターがハイダー・アッカーマンに変わった新生ベルルッティ。エッジの効いたデザインとシャープなシルエット。ロックテイストを含んだエネルギッシュな独特のモードな世界観は、既存のベルルッティ顧客のみならず20〜30代の若い層にも影響を及ぼし、新たなファン層を獲得しています。
『FORZA STYLE』が今回注目したのは、新生ベルルッティを象徴する贅沢すぎるダブルのチェスターフィールドコートです。ハイダー・アッカーマンらしいシャープな仕立てのコートは、ダブルブレステッドでありながらボディラインをスッキリと見せてくれる美しいシルエットがキモです。
素材は贅沢にも上質なカシミア100%を使用し、モードな印象の中にもラグジュアリーさや大人の余裕を感じさせるこだわりを見せつけています。艶やかで滑らかな手触り。歩くたびに揺れる軽やかな素材感が体にフィットし、何ものにも代え難い高揚感と贅沢さを着るたびに味わうことができます。
注目していただきたいのは、コートを開いた時に見える縫い目の部分です。ラグジュアリーブランドらしい上質レザーでパイピング処理を施しており、見えないディテールまで贅沢に仕上がっています。
ランウェイでは、白のクルーネックニットにブラックパンツと編み上げブーツを合わせたモダンでクールな着こなしが新鮮でした。真冬ならスーツの上に羽織るのはもちろん◎ですが、黒のタートルニットにチェンジして、スタイリッシュなオフコーデを楽しむのもオススメ。黒とキャメルの2色でまとめることで、クラシックなコートもモードな印象で都会的に着こなすことができます。
何年経っても飽きることなく着続けられるベルルッティの贅沢なチェスターフィールドコート。買うチャンスを逃すときっと後悔しちゃいますよ。「欲しい!」って思ったなら即ご決断を。
Photo:Shimpei Watanabe
Text:Satoshi Nakamoto
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