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FORZA STYLE - 粋なダンナのLuxuaryWebMagazine
媚薬ジャズの聴かせ方

自問せよ、アラフォー男子!「あなたの結婚適齢期はいつ?」

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JAZZという、男と女の歌を扱うのですから、酸いも甘いも人より多めに気絶してまいりました。この連載では、皆様からいただいた恋愛相談に対して、JAZZシンガー目線のアドバイスと共に、ちょっと元気が出るナンバーをご紹介してまいります。

自分らしい豊かな人生を送るために

心せわしい年の暮れがはじまりましたね。ダンナは風邪など引かれておりませんか? 御機嫌よう、恋愛中毒JAZZシンガー「ぺぺ」ことRIKAPEPEです。

さて、今回のイケナイ読者からの12回目のご相談は、「仕事が恋人、そんな僕です。最近周りでは結婚ラッシュ! 両親や親戚に心配されている『結婚』について。僕もそろそろ結婚した方が良いのでしょうか?」という38歳の男性からのお悩みにお答えします。男性も意外と結婚というワードを気にされるのですね。ダンナ! さっそくお便り拝見いたしましょう。

ペペ先生、初相談させていただきます。僕は、仕事一筋でここまで来てしまって、結婚という概念にこだわらずに生きてきました。そんな僕の周りでは結婚ラッシュ!いや、第二次結婚ラッシュですね。年末年始に実家に帰ると、家族や親戚に「結婚は考えてないの?」と騒ぎ立てられる始末。さすがに、そろそろ人生を共にするパートナーを見つけて身を固めた方が良いのでしょうか。ぺぺ先生ならどう考えますか?ご意見下さい。(自営業 38歳 コロ助さん)

コロ助さん、お便りありがとうございます。よ、第二次結婚ラッシュ! おめでたい。しかしながら、周囲のおびただしい結婚ラッシュに、貫き通したハガネの心も少々たじろいでいるのですね、絶妙なご心境は、お察しいたしますよ。

あくまでぺぺの持論なのですが、30歳を過ぎたあたりから漂い始める「結婚しなきゃ」の空気。あの暗黙のムードに気絶! です。特に女性は、就職! 結婚! 出産! というライフマップに縛られすぎている感じで、結婚しなければ「独身、未婚」とカテゴライズのがんじからめ。

恋愛という魔物に囚われている気がするから勿体無い。恋愛って、地図に載っていないプロセスが楽しいものだから、途中でこの裏道お散歩してみようとか。急にあのカフェに行きたくなったから車でドライブしてみようとか。そういう自由な発想、そして素敵な瞬間の積み重ねが楽しいものだと思います。皆様方に豊かな人生を送っていただくためにも、幸せな結婚をする方法をお伝えしますね。

今回は、未来の結婚相手をお探しの方は必読!
「アラフォー必見!幸せな結婚を掴む方法」をぺぺ先生が伝授させていただきます。

お答え1:まずは自分という人間を完成させましょう

結婚は、「きっちりと自分の人生を重ねてきた大人の男女が、同じ方向を向くこと」だと思います。人生の糸をきちんと編んで、一枚の布になるわけですから。メディアや流行にすぐ流されて自分が無い人って、人生の糸がゆるい。自分が見つからないまま何となく結婚してしまうと、夫婦生活が始まっても、子供が産まれても、心此処にあらずというか。

まだまだ自分自身の現状に満足できないので、事ある毎にトラブルになる可能性も多く、離婚の原因になるのだと思います。まずは、自分という人間を完成させましょう。

お答え2:安心して帰れる場所があることに気づきましょう

 

ぺぺの統計ですと、男性の結婚適齢期は38〜40歳!平均的に人間として完成してくる年齢なのだと思います。それに比べて女性は早熟ですから、もう少し早いのかしら。うふふ。まあ、焦らずですね、この人! と思う瞬間があると思いますので自分らしい人生を歩み続けて下さいませ。コロ助さんも今回のご相談を機に、さらに豊かな人生を繰り広げて下さいね。スマートな40代(スマフォー)のお手本になっていただけるビフォーアフター! 心よりお祈り申し上げます。

さて、今回ご紹介するナンバーは、『Moon River』です。1961年映画『ティファニーで朝食を』でオードリー・ヘップバーンが劇中で歌い、アカデミー主題歌賞とグラミー賞最優秀歌曲賞を獲得した有名なナンバーでもあります。2人の男女が人生という世界中を旅する。お互いの夢を持ち、いつか格好良く夢を叶えてペアになれるなんて素敵ですね。コロ助さんも、いつかそんなお相手が見つかると良いですね。では、次のナンバーでお会いしましょう。艶ュー。

■おすすめのJAZZソング
MOON RIVER

 

【和訳】
ムーンリバー、何て大きな夢なのかしら。でも、いつか絶対に叶えてみせる。

貴方は夢を作る人、だけど心は破れてるかも。でも心配しないで、貴方は何処へ行っても自分の道を行くわ。2人の流れ者が世界を旅するの。今、2人は一緒に居ない方がいいかも。だって未だ世界には見るべき物が沢山あるから。

「いつか2人であの大きな川を渡って、虹のふもとで待ち合わせしよう」

 

【告知】ぺぺ先生に会える!「恋に聴くJAZZライブ」のご案内

ぺぺより少し早目のクリスマスということで、いつしかのクリスマスを思い出しながら、「恋している時に聴きたくなる」「恋してなくても、そんな気分になる」恋に聴くJAZZをクリスマス仕様でお届けいたします。JAZZらしく、即興アドリブ恋愛相談もあるかも!?

【詳細】
2017年12月12日(火)
■ステージ(30分の3回ステージ)
OPEN 19:00
1ST   20:00~
2ND  21:00〜
3RD  22:00〜

■MC ミュージックチャージ
1,500円 ※ドリンク代別途

◼︎場所
自由が丘MCCARTNEY
東京都目黒区自由が丘1-27-2 自由が丘ひかり街3F12号 
TEL 03 6421 2458

Photo:Yoshihiro Kamiya,Getty Images
Text:RIKAPEPE
Edit:栗P

RIKAPEPE(リカペペ)
ジャズ歌手/文筆家

カワイイが正義である現代に於いて忘れられがちな『色気』を再考し、往年女優が映画の中で歌い演じていた歌唱スタイルを現在の感覚で表現している。ジャズに魅せられたのは、音楽性というよりもスタンダードソングの歌詞と自身の恋愛観とのシンクロニシティから。そこに若者が流行歌を歌うのとなんら変わらない意味を見つけ、ジャズを歌い始める。また音楽に加え、大学で学んだ女性の生き方と共に変容する服飾史や、自己の恋愛遍歴を活かしたユニークな執筆活動もおこなう。現在は、自己のバンド、宣伝音楽のレコーディング、オーダーメイドスーツブランド「SUITBAR」と協力した衣装デザインなど多岐に渡る活動を展開している。
【HP】
rikapepe.jp
【instagram】
https://www.instagram.com/rikapepe/







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