オニツカタイガーで食べ歩くニッポンの二本立て散歩
sponsored by Onitsuka Tiger
小学生の頃、履いていたスニーカーはアシックスだった。多くのスニーカーブランドを履き大人になった今、改めて原点に返り日本のスニーカーが履きたくなった今日この頃。世界に誇る日本ブランドの靴紐をギュッと締めると、日本男児として心までキュッと引き締まる。今回は昭和映画のように初の二本立てで楽しんでくれ。
1本目はアラフォー世代ならグッとくる給食を食べるぜ!
とその前にちょこっと今日のスニーカーの話を。アシックスの前身ブランドであるオニツカタイガーは1949年に鬼塚喜八郎氏が創業した。1977年にアシックスに改名されたが、2002年にスポーツファッションブランドのオニツカタイガーとしてリスタートされたのだ。このモデルは、そのアイコン的存在でもあるMEXICO 66に上質な革を使用して、卓越した職人が一つひとつ加工を施しレトロで高級感のある風合いを実現したNIPPON MADEシリーズ。
細身のラストに原点カラーのトリコロールがグッとくる。グレーのスーツで履きこなすのも悪くない。さてと腹が減ったし、早く給食の時間にならないかなあ〜
ここ「給食当番」は、店内に小学校の教室が再現されている。気分は「熱中時代」か「あばれはっちゃく」で興奮してきたぞ。口笛吹いて空き地にも行きたくなってくる。
ついつい黒板の前に立つと何か書いちまう。これじゃあオニツカタイガー先生じゃないか!おっ油断していた。早く給食当番の列に並ばなければ。
ヤバい。完全に小学生にタイムスリップだ。
やっぱソフト麺でしょ!これこれ!40年ぶりに出会えたこいつ。
でもって揚げパンでしょ!懐かしすぎる。
もう我慢できず、興奮して袋から出す瞬間がたまらない。
もちろん先割れスプーンで食うべし。
ソフト麺、揚げパン、瓶牛乳の三角食べでアニ気絶!懐かしくて美味すぎて泣けてきた。あの頃好きだった女の子とこうして机を寄せて食べたなあ〜おっとセンチメンタル気絶している場合じゃない。15分の休憩を挟んで二本目の純喫茶へ。
ネイビーのスーツとニットで足元もネイビーなネイビー大作戦で昭和にワープする。怪しげな「古城」と書かれた入口は強烈な昭和オーラを放つ純喫茶だ。
怪しすぎる。どう見ても怪しすぎる。
レトロゴージャスで古城をイメージしたシュールな空間が妙に落ち着く。
MEXICO66のネイビー白ラインはトリコロールとは一味違う雰囲気になる。めちゃくちゃ柔らかいレザーで履き心地抜群だ。
純喫茶と言えば、これ。ウィンナーコーヒーっしょ!日本の喫茶文化では欠かせない絶滅寸前コーヒーとも言える。
落ち着くなあ〜「傷だらけの天使」とか「探偵物語」みたいな昭和ドラマのワンシーンに飛び込んでしまった気分。
ナポリタンではなく、ここはあえてミックスサンドにしてみる。美しい佇まいがセクシーだ。フワフワ食パンにシャキシャキで美味すぎる。
もうずっとこうしていたい。外では平成の時が流れているがここは昭和のままだ。たまにはスマホをしまってのんびりする時間も必要。日本の昭和なソウルフードとスニーカーには魂がこもっているに違いない。だから心にグッとくるのだ。さて次は俺のタイガーを履いてどこを散歩するかな。
Text: Eiji Katano
Photo: Mitsutoshi Watanabe

オニツカタイガーのアイコン的存在でもあるMEXICO 66が 日本のクラフトマンシップによって、さらに味わいを深めた。 一足一足に製品洗いを施したヴィンテージのような風合いに愛着が増す。
(上)ホワイト×ブルー/(下)ネイビー×ホワイト
¥22,680 (税込)
アッパー素材 : 天然皮革
アウターソール : ゴム底(ラバー)
その他仕様 : 取り外し式
生産国 : 日本
商品名 : メキシコ 66 デラックス
品番 : TH938L
【提供元】
オニツカタイガー
(アシックスジャパン株式会社 お客様相談室)
TEL:0120ー068ー806
facebook:@OnitsukaTigerJapan
twitter:@ot_japan
Instagram:@onitsukatigerjp
今回のアニキおすすめの店

「給食当番」
東京都台東区元浅草1-4-4
Tel. 050-5869-2648
URL https://tabelog.com/tokyo/A1311/A131101/13037171/
営業時間 11:30~14:00 17:00〜22:30
定休日 日

「古城」
東京都台東区東上野3-39-10 光和ビル B1F
Tel. 03-3832-5675
URL https://tabelog.com/tokyo/A1311/A131101/13016742/
営業時間 9:00~21:00
定休日 日・祝

片野英児(かたのえいじ)
1968年生まれ。昭和とメンズ服飾を愛してやまない48歳。小誌編集長の干場(ほしば)がアニキと呼んだことから、いつしかアダ名がアニキに。趣味は、スナックで昭和カラオケ。呑みすぎると、歌いながら、なぜか干場と泣き合う熱き男。好きな場所は軍艦島とイタリア。プロレスに行くと、なぜかマスクをかぶって観戦したくなってしまう。