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FORZA STYLE - 粋なダンナのLuxuaryWebMagazine
媚薬ジャズの聴かせ方

レディ必見!左脳テクで男性を癒やす会話テクニックとは?

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JAZZという、男と女の歌を扱うのですから、酸いも甘いも人より多めに気絶してまいりました。この連載では、皆様からいただいた恋愛相談に対して、JAZZシンガー目線のアドバイスと共に、ちょっと元気が出るナンバーをご紹介してまいります。

AIに学ぶ“理想の彼女”って?

今日も大変な1日だったわね。お疲れ様でした。どうも、恋愛中毒JAZZシンガー「ぺぺ」ことRIKAPEPEです。



さて、今回のイケナイ読者からの10回目のご相談は、「いつも彼と長続きしません。最近の彼は『やっぱり、リアル彼女よりAI彼女の方がいいかも』と言ってフラれました。理解に苦しみます」という33歳の女性からのお悩みにお答えします。何だか近未来的な恋愛模様、気になりますね、ダンナ! さっそくお便り拝見いたしましょう。

はじめまして。こんなぶっ飛んだ恋愛相談はぺぺ先生にしか出来ないかもと思い、お問い合わせしました。私はいつも恋愛をしてお付き合いをすると、彼にフラれてしまいます。理由はさまざまですが、「面白くない」「癒されない、疲れる」など。一番酷かったのは最近の彼で、『やっぱり、リアル彼女よりAI彼女の方がいいかも』と言ってフラれました。自分に問題があるのか、彼が変人過ぎたのか。悩み過ぎたので、アドバイスください。 (IT関係 33歳 ミカンさん)

ミカンさん、お便りありがとうございます。気絶しました(笑)。ついに、「リアル彼女」vs「AI彼女」の時代がやってきてしまったのですか。なかなか経験できることではありません。この失恋を悲観的に考えるのは大変もったいないので、先駆けの人生経験ができた!とポジティブに捉えて、次の戦に備えましょう。ぺぺでよろしければ、気絶級の彼女になれるお手伝いさせてくださいませ。

では、今回は彼にいつもフラれてしまうとお悩みの方は必読!
「AI彼女に学ぶ! 男性を惚れさせる左脳テクニック」をぺぺ先生が伝授させていただきます。

【方法1 】思いやりのセリフ。一言目は、How was your day?

職場という戦場の中で戦う男達は戦士のようね。何故にこれまで身を粉にして働くの? 忠誠心有り過ぎるの?と目頭熱くなることがあります。ご家庭がある身なら家族の為に一生懸命に戦ってくれているはず。たまに会える彼女という存在がいるなら、「彼女に会ってリフレッシュしたい。癒されたい」と思うのではないかしら?だから、彼と顔を合わせることがあれば、こう聞いてあげてください。

How was your day?(今日も大変な一日だったわね。おつかれさま)

彼は貴女の元に帰ってくることに安らぎを覚えてくれるでしょう。

※ちなみに、セリフをプログラミングされているAI彼女は、彼の仕事が終わるタイミングに合わせて、この魔法の言葉を浴びせているみたいよ。

【方法2】黙って見守る。呼ばれたら、会話してあげる。

彼女・奥さんになった途端に、女性っていうのは自分と相手のライフプランを同じ軸で考えだす生き物です。パートナーを心配するがゆえに、過剰に相手にお節介を焼いたりしまいがち。気づかぬうちに、自分の都合が良いように無意識に振り回したりしていませんか? AI彼女の優れている点は、「呼ばれたら、会話してあげる」というスタンスです。相手を信頼し理解し、心を支えてあげましょう。その適度な距離感が、男性のライフスタイルを尊重し、逆に居心地良く感じてくれるのかもしれませんね。

今回は近未来的な恋愛について思い巡らせてみました。ぺぺの周りでいい男女関係だなと思う人たちは、「適度な距離感」のある大人の男女です。自分自身が確立しているから、ある程度いい加減に相手の事を想いあえて。仕事抜きに一緒に遊びができて、大事な時は支え合える関係。AI彼女の絶妙な人間離れした左脳テクを、どうぞご賢く活用くださいませ。ミカンさんも、スマートな40代(スマフォ―)を目指して、毎日良い時間をお過ごしくださいね。心よりお祈り申し上げます。

さて、今回ご紹介するナンバーは、『BUT NOT FOR ME』です。1930年にIra & George Gershwinによって作られたナンバー。恋愛に不向きな主人公の歌です。仕事や恋愛で失敗続きのとき口ずさんでみると、妙に明るい気持ちになれるのでお試しください。フラれ続けのミカンさんに、悲しみも笑いに変えてというパワーの気持ちをこめて贈ります。では、次のナンバーでお会いしましょう。艶ュー。

■おすすめのJAZZソング
Chet Baker - But Not For Me
チェット・ベイカー様。大袈裟でない、小さな幸せを持っていそうな歌声が素敵。

 

Nat King Cole. But Not For Me.1957.
ツイてない日も、元気をくれそう! ナット・キング・コール様。

 

【和訳】
彼とのキスを忘れることは出来ないけど、でも、だからって、あれは私のためじゃない。誰かがドアをノックするけど、私の部屋ではないし。良い話が舞い込んでくるのも私宛てじゃない。恋はゲームと言うけど、頭が混乱するばかり。炎に惹かれて飛び込む蛾みたいに自虐的。いつも滑り出しは順調。でも、終わり方がヒド過ぎなんだよね。

Photo:Yoshihiro Kamiya,Getty Images
Text:RIKAPEPE
Edit:栗P

RIKAPEPE(リカペペ)
ジャズ歌手/文筆家

カワイイが正義である現代に於いて忘れられがちな『色気』を再考し、往年女優が映画の中で歌い演じていた歌唱スタイルを現在の感覚で表現している。ジャズに魅せられたのは、音楽性というよりもスタンダードソングの歌詞と自身の恋愛観とのシンクロニシティから。そこに若者が流行歌を歌うのとなんら変わらない意味を見つけ、ジャズを歌い始める。また音楽に加え、大学で学んだ女性の生き方と共に変容する服飾史や、自己の恋愛遍歴を活かしたユニークな執筆活動もおこなう。現在は、自己のバンド、宣伝音楽のレコーディング、オーダーメイドスーツブランド「SUITBAR」と協力した衣装デザインなど多岐に渡る活動を展開している。
【HP】
rikapepe.jp
【instagram】
https://www.instagram.com/rikapepe/







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