まるでアーティストのアトリエで創られた作品のような”美の骨頂”をご堪能あれ
GIORGIO ARMANI 2018 SPRING/SUMMER コレクションは、アルマーニの哲学である自由で豊かな感性をアートの域まで再び高めたといえる華やかで洗練された作品がランウェイを彩りました。
コレクションの冒頭に登場する繊細で、水彩画のようなフラワープリントや、特徴的な色使いと抽象 的な柄がマティスの絵画を連想させるプリント、イチョウの葉をアーティスティックに描いたプリントなど、アトリエに置かれているキャンバスを連想させるような個性的なプリントが多く登場し、春夏らしい軽やかなエレガンスを表現しています。
また、身体の動きをとらえ、ボディラインを美しく演出するドレスや、カクテルドレスにも負けない華やかさがありながらも実はジャージー素材でつくられているスパンコールのセットアップなど、 ジョルジオ アルマーニらしい”コンフォート”を意識したアイテムも紹介されました。
また、今季のジョルジオ アルマーニは素材使いにも注目。
シルク素材をボンディングした張り感のあるジャケット、PVC 素材の透明なシューズなど、強い個性を持つアイテムを多彩な素材を用いての”自由自在な表現”が多く見られました。
アルマーニらしさと冒険心がミックスした今季のコレクション。強い意志の中にエレガントさを忍ばせた、まさに今の時代にぴったりの女性像を表現してるように感じられました。
text: makiko
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