ミスマッチの最大の原因は子ども願望?
川崎:そこが難しいわね。なぜなら子どもが本気でほしいって男性は女性の年齢を気にするから経歴でマッチングしづらいかも。石田さんの場合はプロフィールに「里親でも可」って書き方をしてる人がいいかもしれない。あるいは一緒に不妊治療チャレンジしてくれる人や、「子供ができたらラッキー」程度に思ってる人の中から選んだ方がいい。
石田:そうですね、私は里親でも全然大丈夫なんです。どちらにしてもあまり年上だと難しいって聞いて。50歳超えると里親も無理らしいですから。なので自分と同世代かそれより若い人であったほうがいいんですよね。
FORZA:相手は初婚の方がいいんですか?
石田:いえ、全然。バツイチOK。相手に子供がいても全然いいです。でも大体子どもって女性の方に行っちゃいますけど。
川崎:募集しましょうよ。
FORZA:そうそう、この間の婚活道場にでていた部長はバツイチで子持ちでしたよ。あの人はいい男ですよ。仕事と子育てを両立していて。あの部長にも連絡してみますか(笑)。
菩薩ではダメ!
川崎:石田さんは、とにかくその菩薩臭をどうにか消せないかしら。僕のことを受け入れてくれそうって臭いを醸し出してるの。そうすると女性に母性を求めるダメ息子予備軍の男が寄ってくる。で、散々享受しておきながら「俺はもっとできる子なんだ!」と去っていく。このパターンは変えないと。石田さんと私はダメ男好きだし、仕事のスタンスもとてもよく似てるんだけど、私が石田さんと徹底的に違うのは菩薩臭がしないところ(笑)。菩薩どころか般若。絶対許してくれなさそうな匂いを出しているから、母性を求める人が全く来ない。
石田:般若(笑)。私の場合見た目と中身にギャップがあるみたいで。私、物事決めるのが早くて、決めたらすぐ動くタイプなんです。意外と男の人の方が遅くて、いつも「あれ、やるって言ったよね?」ってズレが生まれる。あと、天然な一方で、言うことがどストレートだったりするので、そういうところが相手を混乱させているのかもしれません。
川崎:石田さんは見た目は母性的なのに、芯の部分が漢ですよね。ふわふわ菓子かと思って食べたら中身は岩みたいだったってこと。そういうギャップを面白いなって言えるくらいの器の大きい男はバツ2くらいの50,60代です。だからこそ年下を狙うならもっとわかりやすいお菓子にならないといけない。
石田:わかる気がします。目上の経営者の方にはすごくかわいがっていただけるタイプなので。
川崎:ですよね? 今のままだと不親切な「びっくり菓子」ですよ。
石田:うーん、どうしたらいいんでしょうか? これまで年下と会う機会も少なかったですし、自分の年齢で本当に出会えるのかどうか。
川崎:ターゲットを絞りましょう。石田さんは男性的な側面があるから、女性的なところを持ってる男性がねらい目じゃないかしら。感性を売りにしている仕事や、細かいことに気が付くとか線の細い人とか、アーティスト気質とか、(うちの夫みたいに)横文字系の仕事をしてる人でも。SEや人材関連とか、精神マッチョな男がやらなそうな職業を狙っていきましょう。
石田:わかりました。結婚相談所に言われたことは今すぐ忘れます!
川崎:ちゃんと自分のことを評価してあげてね。私たち40代は子どもを産むということだけに関して言えば、統計的に20代の子にはかないません。でもそれ以外のこと、経験値であったり経済力であったり問題解決能力であったり、相手の家族をもケアできるような包容力であったり、そういうところで石田さんはすごく魅力的で人を引き付ける力がある。だからもっとちゃんと、ご自身に健全な承認をしてあげてほしいと思います。そこだけ肝に銘じてパートナー探しをしてくださいね。
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石田ゆり子さん(44)
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Photo:Yuuji Hirose
Text : To Be
Edit : 栗P