合コンは一種のマーケティングに近い
突然ですが、みなさんは合コンをたしなまれていますか? 自己紹介が遅れました。私は昼は一部上場企業に勤めるビジネスマンであり、夜は毎晩合コンに時間とお金を投資している合コンアナリストのテツヤと申します。学生時代から現在までの合コンの経験は数千回以上。「合コンを制するものは、ビジネスをも制す」をテーマに、執筆や講演活動を行っている恋愛アナリストです。
今回もくだらなく思えることを、至極真面目に書いていきます(笑)。合コンではメンバー内でチームワークを高めるために、「暗号テクニック」が重要だということを前回お話しさせてもらいました。※未読の方は、ぜひ前回のコラムをチェックしてください。
今回は「試合相手」(合コン相手)を暗号で表現したいと思います。
試合(合コン)が決まり、まず誰もが気になるのが、試合相手がどんな人物なのかということでしょう。試合前に相手のペルソナを知っておく必要があります。年齢、職業、どんなタイプの性格なのかなどを大まかにしっておくと、チーム内で対策もとりやすいというもの。前回同様、「試合相手」をサッカー用語をもちいて表現していきましょう。
たとえば、ノリがいい→テクニックのある国(南米、アフリカ)、ガードが固い、真面目→守りの堅い国(ヨーロッパ)…などといった調子です。
ガードの堅いCAが合コン相手なら、幹事は今日の対戦相手は「イタリア」とチームに共有すべき。
ノリのいい美人アパレル店員が合コン相手なら、今日の対戦相手は「アルゼンチン」とLINEを回しましょう。バカバカしく思われる御仁もいらっしゃるかもしれませんが、男性陣でこの暗号を用いると、非常に盛り上がること請け合いです。世界ランキング上位の「強豪国」との試合の場合、事前ミーティングを実施して、こちらのフォーメーションを打ち合わせする必要が出てくることもあります。
過去に幹事から、対戦相手が「カメルーン」と聞いて、参加したら全員が「ガングロギャル」だったことはよい経験でした(笑)。
ところで、試合(合コン)における勝ち負けは、いったい何なのか?と疑問に思われる人もいるでしょう。僕らの勝ち負けは、単純明快で、「相手を楽しませられたかどうか」がすべてです。決定的に勝ったと思うのは、女性陣から「こんな飲み会初めて」「久しぶり、こんな楽しい飲み会」などのフレーズが飛びだすとき。この言葉が出た瞬間、僕たちはテーブルの下で、全員で小さくガッツポーズをするのです。ほら、思った以上に紳士でしょ?(笑)。