『FORZA STYLE』では、シンプル&ベーシックな装い方をしているセレブをピックアップし、その着こなしやアイテムをご紹介。今回は、バンドカラーシャツの選び方と着こなし方について学びたいと思います。
LESSON 149 インディゴバンドカラーシャツのワイルドな着こなし方
一枚でサマになる玄人好みなシャツといえば、バンドカラーシャツ。通常の襟は取り除き、細いバンドをぐるりと1周付けているのが大きな特徴です。本来ドレッシーなイメージのあるシャツも、立ち襟のディティールによって、程よい抜け感が生まれます。
たった一枚のシャツでリラックス感とコナレ感を両方演出できる、大人のお洒落に相応しいバンドカラーシャツですが、どんなデザインが40男のお洒落に向いているのでしょうか? 今回はオススメのバンドカラーシャツと、その着こなし方についてデビッド・ベッカムに学んでみたいと思います。
デビッド・ベッカムが選んだのは、インディゴカラーのバンドカラーシャツ。この色は、洗うたびに色落ちして、経年変化を楽しめるのが醍醐味です。難しい重ね着を必要とぜす、一枚でもアウターのような感覚で着られるので、バンドカラーシャツビギナーにもオススメです。
では、着こなしのポイントを見ていきましょう。バンドカラーシャツは、襟がない分見た目がスッキリとしてしまい、どうしても間が抜けたような表情になりがちです。そこで、ハットやサングラスといった小物をプラスすることで、シャツを立体的に見せることができます。
今回のベッカムは、ハットや腕時計にブラウンカラーを選び、アズーロ・エ・マローネ(青と茶)でまとめているのがポイントです。さらに、日焼けした肌とも相性バッチリ! 色白い肌だと、貧相に見えるだけでなくインディゴカラーが浮いてしまうので要注意です。
インディゴバンドカラーシャツを一枚で格好良く着こなすポイントがおわかり頂けたでしょうか? ぜひ、デヴィッド・ベッカムのように、ワイルドに着こなして大人の余裕を見せつけてください。
Text:Satoshi Nakamoto
【デヴィッド・ベッカムのように装うならこんなアイテムがオススメ】
「GIANNETTO(ジャンネット)」のバンドカラーは、襟腰が低く、芯地なしがゆえにヘンリーネックのような見え方が◎。リラックス感溢れる着心地とルックスが特徴です。インディゴならではの深く美しい色合いと洗い加工のよるこなれ具合のバランスも秀逸。凹凸感のある織りも入っていて、豊かな表情が楽しめます。
ファーフェルトを使用して作られたハットは軽さと暖かさを併せ持ち、そのしなやかな手触りと軽やかな被り心地はまさに極上。ほんのりクラシカルな雰囲気を醸し出し、型押しレザーの高級感あるリボンとも相まってイマドキ感もたっぷり。こちらの"ちょいクラシカル”なハットをプラスするだけで、雰囲気が一変すること間違いありません。