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【ジャガーのモテSUV】JAGUAR イーペースを取材してわかったこと

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ワールドプレミア in ロンドン

いまさらですが、世界中で巻き起こっているSUVブームはすごいと思いませんか? 総合自動車メーカーのメルセデス・ベンツやBMWならともかく、ポルシェやマセラティに背の高いモデルがラインナップされるんですから。

ここで取り上げるジャガーもそう。Fペイスの大ヒットで、販売は絶好調。その販売台数はすでにジャガー全体の30%に達しているとか。またその後発表したジャガー初の電気自動車 iペイス コンセプトも注目を集めたのだからSUVの重要性はかなり理解していることでしょうね。

そんなジャガーSUVファミリーのニューフェイスがこのEペイス。去る7月13日にロンドン市内のExCelという大きなホールでワールドプレミアが行われたんです。

その華麗なるお披露目の場にワタクシも立ち会ったのですが、イベントはかなり大掛かりなものでした。横長のステージの遥か彼方からEペイスが登場します。演出はバッチリ。空中を横方向に一回転しながら台から台へと飛び移るバレルロールというワザもVTRで披露されました。どうやらそれはギネスブック認定のようです。

 

ただ、ワタクシたちメディアはそれは初対面ではなく、当日の日中に実車を前にプレゼンテーションを受けていました。よってEペイスがナニモノなのかはレクチャー済み、となります。

Eペイスはその名の通り、Fペイスの弟分。サイズや搭載するエンジンが小さくなります。2リッターのガソリンエンジンとディーゼルエンジンというラインナップですね。ただ、このガソリンエンジンは新たにつくり上げたユニット。既存のフォードから譲り受けたモノとは別です。今後ジャガーXEやレンジローバー・イヴォーグの2リッターガソリンエンジンも順次これにスイッチする予定ですね。

 

こだわったのは4WD方式で、あえて普段の走りはRWDにしてます。フロントにトルクを配分するのは路面が滑りやすい時で、なるべくリアドライブのスポーツカー的な走りを重要視したいようです。

もちろん、そこがジャガーネスで、デザインの責任者イアン・カラム氏も、このクルマのデザイン上に置けるスポーツカーテイストをしきりに強調していました。ジャガーらしいフロント周りは当然のこと、21インチの大径ホイールや大型のルーフスポイラーがそんな感じでしょうね。

インテリアもそう。Fタイプ譲りの助手席用ニーパッドがセンターコンソールに装備されます。これはジャガースポーツカーのアイコンでもありますね。

それじゃ走りはいったいどんな感じなの……、となりますが、それはまた次回。ひとまずは、なんか楽しそうなSUVが登場したことを歓迎しましょう! なんたってジャガーですからね。見た目以上に走りの期待は膨らむなぁ〜。

【プロフィール】

九島辰也
モータージャーナリスト兼コラムニスト/日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員/2014-2015日本カーオブザイヤー選考委 員/日本ボートオブザイヤー選考委員/(社)日本葉巻協会会員
http://www.tatsuyakushima.com/index.html


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