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FORZA STYLE - 粋なダンナのLuxuaryWebMagazine
FASHION 干場の「エロサバ」

ほぼ週替わり! THE STYLE GUIDE 52th

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仕事での出張は、もっぱらこのテクノストレッチ素材のブラックスーツ

今日は、最近、出張の時に着ているスーツをご紹介します。

それがコチラと……。

それがコチラです。

え?同じじゃないの? はい、同じように見えて違って……。違うように見えて同じものなんです。なんやねん、ソレ(笑)

以前の記事にもこのスーツのことについては書いているので、まずはソチラを読んでください。ちなみに、先日対談したLEONの4代目の新編集長 石井君との対談でも、このスーツについて触れているので読んでみてくださいね。スーツ以外のアイテム詳細は、ハイパーリンクを貼っておきましたので、そちらをご覧になってください。

アイテム
スーツ/ニール・バレット
シャツ/インダスタイル
ネクタイ/エルメス
ベルト/エルメス
ソックス/ナッソー
シューズ/WH
腕時計/セイコーアストロン
メガネ/モスコット
(すべて干場私物)

上と下のスーツは、実は同じテクノストレッチの素材を使用しているものなんです。で、何が違うかというと、細部のデザインとフィットが違うんです。

まず、上はスキニーフィット。
スキニーフィットは、胸がバルカポケットで、ジャケットの腰はフラップポケット。スキニーフィットの名のつく通り、かなりフィット感がタイトなのが特徴です。脇から胸にかけてビタッとフィットします。そして、デザイン的な部分で言うと、上着のゴージの位置がやや低いのでモードな雰囲気を備えています。

タグにも、「SKINNY FIT」、スキニーフィットの文字が。

で、下はスリムフィット。
スリムフィットは、胸と腰はパッチポケット。俗に言う3パッチポケット。スリムフィットは、スキニーフィットに比べるとそこまでタイトではありません。着丈も短く、どちらかというとボックスシルエット。上着のゴージの位置もスキニーよりは高いので、どちらかと言うとアメリカンタイプの上着になっています。

同じくタグにも、「SLIM FIT」、スリムフィットの文字が。

同じように見えて違って、違うように見えて同じものというのはそういうことだったのです。写真をよ〜く並べて見るとわかる程度なので、素人では気付かないはず。というか、着ている僕ですら、いつもどっちにしようか迷うので、あまり意味はありません。

ということで、今回はこの辺で。

そうそう、2冊目の書籍が出来ました。
今回の本のテーマは、「色気」についてです。
ぜひ、読んでくださいね。

Photo:Tatsuya Yamamura,Ikuo Kubota(OWL)
Text&Styling&Model:Yoshimasa Hoshiba


一流に学ぶ
「色気と着こなし」
〜普通に見えて「なぜか、人を惹きつける」男の共通点〜

去年出した、1冊目の書籍も、読んでない方はぜひ!


世界のエリートなら誰でも知っている
「お洒落の本質」
〜スーツの着こなし術から、世界の一流品選びまで〜


エロサバ-Hoshipedia
「エロサバ」とは、“エロいコンサバ”の略で、干場の哲学により生まれた造語。シンプルでベーシック、コンサバティブな洋服を着ているのにも関わらず、着こなし方次第でSEXYにエロく見えるスタイルのこと。例えば、一番象徴的なのは喪服の女性。成熟した大人の女性が喪服を着て、メイクも抑制しているのに、なぜか色っぽく見えるスタイル。例えば、上質な素材の普通の白いシャツを着ているのにも関わらず、胸元のボタンを2~3個開けてセクシーに着こなしたり、袖口を捲って腕元を見せてヌケ感を出すスタイル。単なる粗悪な、しかもデザインが変わっている白いシャツでは駄目。上質な素材のベーシックな白いシャツだからこそ、エロく着こなしても、上品さを保つことが出来るのです。男性で例えるなら、自分の体型に合って仕立てられたミディアムグレーの無地のスーツを着て、上質な白シャツに無地のグレーのネクタイのような極めてコンサバティブなスタイルをしているのにも関わらず、内側から大人の色気が香るようなスタイル。要するに、さり気なく上品に見えるコンサバなアイテムを着つつも、エロく見えるスタイル。これが「エロサバ」スタイルの根幹でありキモ。

『FORZA STYLE』編集長

干場義雅

尊敬する人は、ロロ・ピアーナの元会長セルジオ・ロロ・ピアーナさん、ピエール・ルイジ・ロロ・ピアーナさん、トッズの会長ディエゴ・デッラ・ヴァッレさん、格闘家のブルース・リーさん、初代タイガーマスクの佐山サトルさん。
スポーティでエレガントなイタリアンスタイルを愛し、趣味はクルーズ(船旅)と日焼けとカラオケ。お酒をある一定以上飲み過ぎると、なぜだか一人感無量状態になって男泣きする現在42歳の小誌編集長。東京生まれ。



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