男ならルービーでファイト30発!!
今となっては、シャレオツスニーカーの代名詞となったニューバランスだが、10年くらい前に履いていた時は子供の運動靴みたいとよく女子に言われたものだ。まあ、多くの人に履かれることはいいことだし、とにかくこんなに歩いても疲れないスニーカーは他にないだろう。いい意味でハズシになるデザインと機能が見事に両立しているのだ。
お気に入りの品番1700は、名作1300と同じく、10年以上何足も履きつぶしてきた。初代は加水分解のお別れをして、こいつは3代目。数年前に復刻された待望のUSA製なだけに、いい面をしている。900番台の新しいモデルも最新のテクノロジーで快適だが旧モデルも、古き良き履き心地が味わえるのだ。
どこまででも散歩できそうな1700で向かったのは巣鴨の路地裏。商店街をブラブラして腹が減ったのでファイト餃子へ。
ここは千葉県野田に本店のある有名なホワイト餃子の技術連鎖店だ。技術が連鎖って、なんじゃ?ホワイト餃子は支店も含め27店舗展開している。本店で技術指導を受け、本店以外のメニュー展開や同一価格でない店舗は技術連鎖店としてホワイトとは名乗らないのだ。ちなみにホワイト餃子にはチャーハンとラーメンはなく焼き餃子とお新香のみとなっている。
ホワイトとファイトって早口で言えば同じに聞こえそうだなあ~なんて思いながら、腹が減ったのでギョーザ30個を男気注文。ちなみに1人前は10個で450円。
一般的な焼き餃子ではなく、焼き揚げ餃子に近い。焼き小籠包にも似ている。油を大量に使用した独自の焼き方でなければいけない。あ~待ちきれないお腹グーグー。
ドーン!!まるで揚げ饅頭のような豪快な丸いルックスが25個。皿に乗りきらないので残りの5個は別皿でくる。
ギョーザにはルービーだ。美味すぎる最高の一杯。ギョールービーのエンドレスループが始まる。
前半の15個は、お酢に胡椒で食すべし。しっかりと餡に味が付いているので始まりはこれでいい。
後半からは餃子タレとラー油で味わう。パリパリの皮は普通の焼きとは別次元の香ばしさだ。なんと皮にはフランスパンの小麦粉を使用している。
強烈に美味すぎる!!完全にヤミツキだな、こりゃあ~パリカタな皮とジューシーな餡が脳天直撃でギョー気絶……パリジュー失神!!
ファイト30個完食で腹パンパンになった。がしかしホワイト餃子に無いチャーハンが気になり〆にラストファイトで追加注文。シンプルな焼きメシの玉子のせといった感じでこいつも美味い。食いすぎでファイト気絶……ギョーチャー!!
さてニューバランスで走って帰ることにするか。
ニューバランスの1700。1999年に発売された当時のインパクトは今でも忘れない。いい意味でのダサさがあり、4万円近くしたにも関わらず即買いして10年近く履き続けた。2代目は数年前に復刻されたベトナム製を履き、これは、17年ぶりにUSA製として昨年復刻されたもの。俺が愛してやまない一足だ。
Photo & Text:Eiji Katano
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今回のアニキおすすめの店
「ファイト餃子」
東京都豊島区巣鴨4-23-6
Tel. 03-3917-6261
https://tabelog.com/tokyo/A1322/A132201/13190966/
営業時間 平日11:30~14:00 17:00~20:00
土日祝 11:30~(売り切れまで)
定休日 火
プロフィール
片野英児(かたのえいじ)
1968年生まれ。昭和とメンズ服飾を愛してやまない48歳。小誌編集長の干場(ほしば)がアニキと呼んだことから、いつしかアダ名がアニキに。趣味は、スナックで昭和カラオケ。呑みすぎると、歌いながら、なぜか干場と泣き合う熱き男。好きな場所は軍艦島とイタリア。プロレスに行くと、なぜかマスクをかぶって観戦したくなってしまう。