『FORZA STYLE』では、シンプル＆ベーシックな装い方をしているセレブをピックアップし、その着こなしやアイテムをご紹介。今回は、春に活躍する薄手ストールのこなし方について学びたいと思います。
LESSON 122 ヨハネス・ヒューブルに学ぶ 春ストールのこなし方
©gettyimages春の衣替えシーズン到来。そろそろコートも不要となり、ジャケットだけで過ごすことも多くなりますよね。しかし、まだまだ気温差も激しく、とくに朝夕は日中に比べ、一気に10℃近く下がり、肌寒さを覚えます…。そんな時に役立つのが薄手のストールです。
アウター代わりにもなるストールは、コートなどの上着と比べ、軽くて持ち運びも便利。巻き方ひとつでドレッシーに見せたり、カジュアルに見せたりと、いろいろなシーンに活用できるマストアイテムです。そこで、この春スマフォーにオススメするストールと、その巻きこなし方をお洒落テクニシャンで知られるモデルのヨハネス・ヒューブルに学びます。
彼が選んだストールは、クールで大人っぽく見せてくれる上品なグレーの無地ストール。春先に使うストールは、同じグレー無地でも冬とは違う素材で季節感を出すのがベストです。例えば、薄手のカシミヤシルク素材がその代表。冬に使う厚手のカシミア100%よりもボリューム感が抑えられ、しなやかで上品な光沢感が出るのが特徴です。また、滑らかなシルク混の方が、空気をはらみやすく、風になびいて軽やかに見せてくれます。
さて、ココからは巻き方講座。ジャケットに合わせる場合、幾つかアレンジがありますが……。時短でお洒落に見せる巻き方としては、フロントに「垂らすだけ」という方法があります。しかし、これだと長さがあるストールの場合、ジャケットよりも下に生地が垂れてしまい、邪魔になったり、だらしない印象になってしまうことも……。
そんな時にオススメしたいのが、ヨハネス・ヒューブルのこの巻き方です。やり方は簡単な２ステップ。まずは、ストールを丁度真ん中で２つ折りにします。それを首からかけるだけ。ストールの長さも調整できて、コンサバなジャケットスタイルが、時短でこなれた印象に変化します。コーディネートのポイントは、ストールの色に合わせて、ワントーンで組むことです。
色を馴染ませていることにより、ストールの存在感をさりげなく見せることもできます。これが上品な大人コーデを作るキモ。 ビギナーでも簡単に華やかさをアップできるストールテクニックで、春のお洒落を楽しみましょう！
Text：Satoshi Nakamoto
【ヨハネス・ヒューブルのように装うならこんなアイテムがオススメ】
ストール 5万5000円(税抜)／クルチアーニエレガント系ストールとして最も実績を残しているカシミアシルク素材を使用したCrucianiの名品。シンプルでベーシックなデザインですが、とろけるようなタッチと上品なツヤ感を持ち、スタイリングの格をアップさせるスペシャルストールです。
※こちらの商品はFORZA STYLE SHOPでお買い求めできます。
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ジャケット 11万8000円(税抜)／ボリオリシルクの光沢感、リネンの清涼感、ウールの復元力を合わせ持ったこちらの生地の目付けは260グラム。軽さに加え、メッシュ状に織られた生地感は通気性に優れています。ボリオリのストレスフリーな人気の一着です。
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ニット 10万1000円(税抜)／クルチアーニサマーカシミアという名の通り、ハイゲージのカシミア糸を薄手に編み上げている超絶贅沢な逸品。毛羽立ち感がなく、とても滑らかなのが特徴。一度味わうと、抜け出せないクリチアーニの最高峰のニットです。
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デニムパンツ 2万9000円(税抜)／シビリアシビリアの中でも最もスリムなモデルをセレクト。その魅力は着用感を大きく左右する腰廻りにもあります。前後の股上、ウェスマン部分のカーブ、股ぐり、といった重要な部分の設計が秀逸。適度にテーパードしたシルエットは美しいラインを描き、穿き心地の良さは抜群です。
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