『FORZA STYLE』では、シンプル&ベーシックな装い方をしているセレブをピックアップし、その着こなしやアイテムをご紹介。今回は、グレーの3ピーススーツの着こなし方について学びたいと思います。
LESSON 119 ライアン・ゴズリングに学ぶ グレーの3ピーススーツの着こなし方

ドレスアップに欠かせないグレーの3ピーススーツ。仕事はもちろん、パーティシーンや結婚式の2次会など、「ここぞ」という場面で着こなせば、40代の貫禄を見せつけることができるオトナの特権のようなスーツです。そこで今回は、スマートに着こなすグレーの3ピーススーツ選びのポイントと、コーディネート術を超注目の男前ハリウッドセレブ、ライアン・ゴズリングに学びたいと思います。
今季のトレンドである英国調をベースに仕立てたクラシックなデザインがキモ。ウエストのシェイプが効いており、弛みがちな中年の身体を引き締めて見せる効果があります。また、ウエストコート(ベスト)を足すことで、その効果は増大! 高めのウエストポイントにより、脚長効果も期待できます。
ジャケットは、広めのラペルを選び、ゴージ位置を高めに設定することにより、きれいなシェイプが生まれ、貫禄のある胸元を演出できます。また、ビルドアップされたたくましいショルダーラインにもご注目。自分の肩幅に合うジャストサイズを選ぶことが、スーツの見栄えを左右するポイントになるのです。
着こなしのポイントは、ズバリ色を抑えること! 華やかな場面では、色モノのシャツやネクタイなどを多用する傾向がありますが、オトナは控えめが一番。グッと色味を削って、シックな着こなしを心掛けたいです。その鉄板コーデと言えば、やはり白シャツにブラックタイ。7〜8㎝くらいの大剣幅が、モダンな印象を生むキモとなります。(細すぎにも注意!)
ジャケットとのバランスによりますが、パンツは、フォーマル度を高めるならダブルよりもシングルがベター。丈は、靴の甲に触れる程度のハーフクッションが、足を美しく見せるベストな長さとなります(短すぎ、長すぎにご注意を)。ブラックのウィングチップを選べば、英国ムードを高める今どきの足元が作れ、着こなしに差がつけられます。今季は、グレーの3ピースをスマートに着こなして、粋なダンナを目指しませんか。
Text:Satoshi Nakamoto
【ライアン・ゴズリングのように装うならこんなアイテムがオススメ】

撚糸を使用することでシャリっとした清涼タッチを実現したRING JACKET(リングヂャケット)×gujiの別注3Bスーツはクオリティとプライスのバランスが素晴らしいFratelli Tallia di Delfino製グレンチェック生地を使用しています。
※こちらの商品はFORZA STYLE SHOPでお買い求めできます。
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RING JACKET(リングヂャケット)×gujiのグレンチェックジレは汎用性の塊ともいえるダークグレーのグレンチェック。共生地のスーツと合わせてスリーピースで着られるとよりエグゼクティブ感が漂う雰囲気になりますが、グレー系のスーツやネイビージャケットと合わせるのも今の気分ですね。
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ブロードならではのなめらかさ、光沢感は実にドレッシー。ホワイトはやや透け感がありますが、その繊細さ、セクシーさこそがブロードの特徴です。手間の掛かるハンド仕上げが8工程も入っていながら、このプライスを実現させる企業努力はシャツ専業の心意気を感じさせます。
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フレスコ織りシルクタイは「フェルモ・フォサッティ」とのコラボモデルで、120年前から使われている世界で2社しか所有していない「本物のフレスコ素材」を作る織機で生地を作ったもの。厚みがありシャリ感がありつつもしっかりと透けるのが「本物のフレスコ素材」の特徴。生地も一般的なシルクタイと比べて上質で最高ランクのものを使用しています。
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細かすぎる細工が非常に美しいTATEOSSIAN(タテオシアン)のタイクリップはフレーム状のレクタンギュラータイプであり、溶接ではなく削り出しというこだわりの逸品です。サイドはブラックにコーディングすることで浮かび上がるような立体感を生み出しており、Vゾーンを華やかに彩ってくれるセンスの良い一本。
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外羽根タイプの定番ウイングチップ「マクニール」。本国でも定番アイテムとして長らくラインナップされているスタイルです。少しカジュアルなスーツ・パンツスタイルでの着用がお勧めです。80年代のラルフローレン的プレッピースタイルやデニムでのスタイルには是非お勧めした1足です。
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