FASHION 赤峰幸生の服飾歳時記

赤峰幸生が語る「二十四節気(着)」【新連載その四・春分】

暑さ寒さも彼岸まで、さぁ春服の登場です

今年は3月20日(月)が春分の日。春分は、「日天の中を行て昼夜等分の時なり」といって、昼と夜の時間が同じこの時、極楽浄土に最も近づける日を「彼岸」と呼ばれていました。

雀はじめて巣くう    初候
櫻はじめて開く     次候
雷声を発す       末候

春分から夏至までを「春」と呼び、春分から八十八日目が八十八夜、誰もが知っている“夏も近づく八十八夜”茶摘みの季節です。

春分は、春の節の折り返し点

春分の日は、国が定めた『国民の祝日に関する法律』により、「自然をたたえ、生物をいつくしむ」日となっています。春のお彼岸は、春分の日を中心にその前後7日間あり、人の夢は儚(はかな)く散ってしまうところから「夢見草」と呼ばれていた桜、染井吉野も美しいですが、私は両親の墓が富士山のふもとにあり、墓参りを兼ねて山桜を楽しみます。

 

 

春分のころのオフスタイルは、イギリスのグラスゴウで見つけた1着

ライナーなしのハンティングジャケットは、イギリスのグラスゴウで見つけたハンティングメーカー「WILLIAM EVANS(ウィリアム・エヴァンス)」のもの。ハンターが着る本物のジャケットで、一重のサマーハンティング用です。

ニットは、「J.D.MC GEORGE(マックジョージ)」のヴィンテージで、カシミヤウールの長袖ポロ。ヘビーウエイトのツイルのトラウザーズはイタリアの「VALENTINI(バレンティーニ)」、そしてブーツは、「CHURCH’S(チャーチ)」の1940年代のハンティング用ブーツ。実に革が良いので今でも履いています。

連載5回目は、4月5日ごろの“清明(せいめい)”。関東では桜は散りましたが、地上に目を移せば、百花が咲き競う季節。さて、何を着ましょうか?

Photo:Shimpei Suzuki
Writer:Makoto Kajii


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