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ロバート・デ・ニーロの新作ミュージカル「ブロンクス物語」を現地レポ

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N.Y.を舞台に60年代イタリアンマフィアを描いた傑作

イタリアの宝石といえばモニカ・ベルッチ。ではイタリアが生んだ名優といえば言わずもがなのロバート・デ・ニーロでしょう。

映画「ゴッドファーザー パート2」ではドン・コルレオーネの青年期を演じ、世界中にその美貌と演技力を見せつけましたよね。近年ではアン・ハサウェイと共演した「マイ・インターン」が記憶に新しいでしょうか。

今年で74歳になるデ・ニーロですが、なんと昨年末に新たにミュージカルを発表しました。

なんとそれが「ブロンクス物語/ A Bronx Tale」!

マフィア映画ファンの小生にとっては小躍りをしてしまうほどの素晴らしい舞台でした。

そう、彼が初めて監督に挑戦した1996年のハリウッド映画「ブロンクス物語/ A Bronx Tale」がミュージカルになって帰ってきたのです。

実は、元々この映画は1989年にミュージカルとして上演されていたところをデ・ニーロが映画化したのですが、それがまた彼の手によってブロードウェイに新たに舞い戻ってきた…ということになります。

舞台は60年代後半のN.Y.ブロンクス。バス運転手の父を持つ少年が、マフィアのボスに気に入られ、その世界に入ります。やがて成長した彼は黒人の女性に一目惚れするのですが、人種差別の壁を痛感し…切ないラストを迎えるのです。当時はイタリア移民の街だったブロンクスは、今もその面影が至る所に残っています。

こちらは舞台のセットにもでてくる歴史ある食料品店。

ミュージカルを観る際は先にブロンクスを観光してから行かれるとなお楽しめますね。

舞台を観てきたのですが、さすが本場ブロードウェイ!配役のハマり具合にビックリ。まるでその役をやるために生まれてきたような完成度です。

そして当時のファッションや髪型も楽しみの一つ。

やはりイタリアマフィアと言えば黒髪のオールバックですよね。

貫禄たっぷりの、マフィアを演じる役者たち。

ブロードウェイまで行けない方は、改めて「ブロンクス物語」を観直されてもいいかと思います。

何しろアメリカ映画協会が選ぶ、ベスト・アメリカ・ギャング映画10に選ばれた秀作ですから!

最後に、ブロンクスのど真ん中、イタリアマーケットで見かけたドミニカン・シガーを巻いている粋なダンナを動画でどうぞ!

Photo: Makiko Yamamoto/ getty images/ 提供画像
Text: MakikoYamamoto

山本真紀子(やまもとまきこ)早稲田大学卒。某メガバンク総合職退職後、株式会社JunoJapan設立。アパレルブランドPR等ファッション関連ビジネスを経て、ライフスタイルマガジン「ADVENTURE KING」編集長(2012〜現在)。趣味ランニング、ヨガ、飲酒。旅とワインをこよなく愛する冒険野郎。

 

 



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