親愛なる読者諸兄のみなさま、ご機嫌いかがでしょうか。最近、会う人会う人に「腰、大丈夫ですか?」「いい祈祷師紹介しようか?」「思ったよりよさそうでガッカリだわ」など、叱咤激励をいただき、背筋が伸びる想いです(伸ばせませんが)。
最近の愛読書はダチョウ倶楽部、肥後さんの「あきらめない腰痛」。私はどこに行ってしまうのでしょうか。迷える腰痛持ちの子羊を、どなたか救って下さいまし。
ウェブメディアに携わる人間は、とかく荷物が多くなりがちです。ノートパソコンは必須ですし、ワイファイルーター、充電器、ノート、文庫本、ドライヤー、お泊まりセット(いるのか?)…などなどで、鞄は常にパンパン。自分の診断では、これが深刻な腰痛の原因になっている気がします。
そんな大荷物を抱えて、今日も東奔西走。東にクライアントがあれば、「一緒に革命を起こしませんか?」といい、西に優秀なライターがいれば、「あなたの才能が勿体ない」といい、自分でも自分が何をしゃべっているかわからなくなる時があります。
3件目のMTGで、表参道のスパイラルビルの喫茶店に入ったところ、「栗原さん!」と声を掛けられました。見ると、ロマンスグレーの辣腕広告マン、オオバさんの姿が。
オオバ「奇遇です。さっきからずっとそこの席で、クライアントと栗Pの話をしていたんですよ」
栗P「ええ、気持ち悪い! 何かの呪いですか?」
オオバ「とんでもない。でもあるんですね。引き寄せの法則って……。そうそう腰が痛いのであれば、いい占い師を知っていますよ。失礼、ちょっと手相を拝見」
これ以上近寄るのはキケンと判断し(フィクションです)、いよいよ明日に迫ったイベントの打ち合わせを土屋亜津子様と。
その後は麹町のクリニックでニンニク注射を打ち、代官山へ移動。気鋭のコラムニスト、フェルディナント・ヤマグチさんのトークショーに参加しました。FRIDAY時代に連載を担当させていただいたのですが、相変わらずのノーフューチャーぶりで笑わせていただきました。
一日の締めは、広告オーヤと再度合流(一日何回会っとんねん)。谷中の名湯、朝日湯へ。最後は近所の中華屋で菊正宗なんぞを舐めました。
いよいよ明日に迫った「オトナの香りカレッジ」のイベント、みなさまにお会いできるのが、いまから楽しみでなりません。
それでは今日はこのへんで。素敵な休日をお過ごし下さいませ。
Text:栗原P