COLUMN

第2回 「ノーチラス」が愛され続ける理由
今こそ知りたいパテック フィリップの世界

2016.10.31 2016.10.31
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2016.10.31

“スポーツウォッチ”の新機軸を打ち出した記念碑的なモデル

ラグジュアリー感に磨きをかけた40周年記念モデル

ファーストモデルRef.3700/1Aの登場から、この40年間。「ノーチラス」は基本的な性格を一切変えることなく、自ら切り開いた“カジュアル・エレガンス”というジャンルの頂点に君臨し続けています。

その人気は絶大で、競合他社を含め、業界のトップ中のトップ。なかには予約で数年待ちという極めて入手が困難なモデルも……。

資産価値だけで見れば、パテック フィリップの中には「ノーチラス」を優に超える腕時計は無数に存在します。ただし、スポーツウォッチという特性から、日常使いでの信頼感という意味では「ノーチラス」に軍配が上がります。「ノーチラス」が幅広い層から支持されてきた理由はそこにあるのかもしれません。

そんな「ノーチラス」は、堅実かつ絶え間ない進化を続け、今日では素材のバリエーションをはじめ、コンプリケーション、レディスモデルに至るまで、年々活躍の場を着実に広げてきました。

そして、生誕40周年を数える記念すべき今年。Ref.5711/1PとRef.5976/の2つの限定モデルが発売されることになったのです。

▶︎画像拡大表示写真左から順に、Ref.5976/1とRef.5711/1P」。何もかもが美しい2016年現在の“カジュアル・エレガンス”のあるべき姿がここに。

 

「3700/1A」へオマージュを捧げるプラチナモデル

700個の限定販売となるRef.5711/1Pは、すべての「ノーチラス」のルーツであるRef.3700/1Aへの賛辞と、この40年間ひたすら続けてきた堅実な進化を見事に両立させたモデルです。

Ref.3700/1AとRef.5711/1Pとの間には、いくつかの大きな違いが見受けられます。そのひとつが素材使い。

Ref.5711/1Pのいちばんの特徴。それは最も高貴な金属と言われるプラチナをケースとブレスレットに使用していることです。ゴールドやステンレススチールよりも硬いプラチナは、加工においてより高度な技術を必要とします。そこを一切妥協することなく仕上げたことで得た成果は、比類するものがないほど美しい輝きを放ちます。その他のパテック フィリップのプラチナ製モデルと同じように、ケース6時位置にはダイヤモンドがセッティングされています。

さらに文字盤は、18Kゴールドを用いて、ダークブルーのグラデーションを演出。12個のバトン型の植字インディックスのすべてにダイヤモンドがセッティングされ「40」「1976-2016」の数字の刻印と、記念モデルにふさわしいラグジュアリーな仕様が際立っています。

もうひとつ着目すべき点は、ケースのサイズと構造にあります。

Ref.3700/1Aは2ピースで左右のヒンジの端から端までが42mm幅(9時ー3時側、のリュウズを含む)あったことに対して、Ref.5711/1Pは一回り大きな44mm幅で3ピース構造のケースを採用しています。側からすると、「たった2mmの違い」と思えてしまうかもしれませんが、これは腕時計では無視できない数字。なぜなら、着用したときに感じられる印象はまったく異なってくるからです。

▶︎画像拡大表示

心臓部のムーブメントには、パテック フィリップの愛好家から絶大の信頼を集める自動巻きキャリバー324 S C を採用。シースルーバックから覗く21Kゴールド製のローターは効率的な巻き上げを、ジャイロマックス・テンプと「Spiromax®(スピロマックス)」の髭ゼンマイの組み合わせは最高の精度を保証します。

限定モデルらしく付属品も充実。特製のボックスには、スチール製のプレートが付き、証明書などが同梱されます。

▶︎画像拡大表示PATEK PHILIPPE Nautilus                        Ref.5711/1P、自動巻き(Cal.324 S C )、PTケース&ブレスレット、ケース径40㎜(10-4時方向)、12気圧防水/1236万円(税抜) ※限定700本

 

圧倒的な存在感と驚異の精度を持つクロノグラフ

もう一方のRef.5976/1は、2006年に「ノーチラス」に30周年記念で発売された同シリーズでは初となるクロノグラフRef.5980をよりラグジュアリーな仕様にバージョンアップ! ケース幅(9時ー3時側、のリュウズを含む)を3.6mmアップさせることでユニークなデザインを強調させ、操作性の高いプッシュボタンとの見事な調和を果たしています。

ケースの素材は18Kのホワイトゴールドを採用。「ノーチラス」の伝統であり、ハンドクラフトの賜物であるサテン&ポリッシュの仕上げの美しいコントラストは健在!

ケースのサイズアップに伴い、Ref.5976/1Gの文字盤は視認性の向上と美しさを際立たせています。

日付表示窓は一回り大きくなり、贅沢に18Kホワイトゴールドのフレームで縁取られ、6時位置にある一体型のサブダイヤルはサイズを増し、クロノグラフの計測結果の読取りがさらに快適に。同心円状に設けられた3重のスケールは、最外周が12時間積算表示を、分積算表示は、内側の二重スケールにより行います。

Ref.5711/1P同様に、控えめの装飾はいかにもパテック フィリップらしい仕上げ。グラデーションを帯びたダークブルーの文字盤の18Kホワイトゴールドの植字インデックスには、ダイヤモンドがフルにセッティング。上部には「1976-40-2016」の数字が刻まれています。

日差-3~+2秒と驚異の精度を誇るクロノグラフ専用自動巻きムーブメントCH 28-520 Cのスペックも見逃せません。クロノグラフの操作は伝統的なコラムホイール式で制御しつつ、クロノグラフのスタートとストップは垂直方向のクラッチディスクで実現されることで、歯車同士の噛み合いがなくなり、クロノグラフ秒針を常に回転させ、センターセコンドとしても用いることを可能にしています。

こちらは1300個の限定。Ref.5711/1Pと同じく個別の番号の刻印、1976年のRef.3700/1A発売当時の仕様を忠実に再現したという、特製のボックスなど付属品が完備します。

▶︎画像拡大表示PATEK PHILIPPE NautilusRef.5976/1、自動巻き(Cal.CH 28-520 C)、18KWGケース&ブレスレット、ケース径44㎜(10-4時方向)、12気圧防水/1051万円(税抜)※限定1300本

 

ノーチラスの伝説を継承する2つのア二バーサリーモデル。いずれも圧倒的な人気と小ロットでの生産ゆえ、店頭での購入は難しいのですが……。このチャンスを手にすることができる恵まれた方々は、コレクターズアイテムとしてぜひ押さえたいところです。次回はパテック フィリップのADキャンペーン「Generations(ジェネレーションズ)」の世界について迫ります。乞うご期待!

Text: FORZA STYLE

【問い合わせ】
パテック フィリップ ジャパン・インフォメーションセンター
03-3255-8109
http://www.patek.com/jp

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