LIFESTYLE ― special talk

不良のカリスマ哀川翔×ちょいワル干場
「だからこそ、不良のススメ」(前篇)

2016.10.15 2016.10.15
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2016.10.15

ツッパリ通してここまで来た

哀川:俺は、やっぱり『傷だらけの天使』のMEN’S BIGIからだよね。

干場:ああー、傷だらけの天使。ショーケン(萩原健一)さんと水谷豊さんですね。

哀川:そうそう。ファッションに目覚めたという意味では、そこが最初の取っかかり。俺が中学生の頃だよ。「ビギらしいぜ?」って知って、買いに行ったけど、全然似合わなくて(苦笑)。

干場:でも、中学でビギを買いに行くというのは、やっぱり早いですよね。

哀川:俺の故郷は鹿児島なんだけど、鹿児島にも売ってたんだよ。だから買いに行ったんだけど、髪型は坊主だし、まあ似合わないんだよ。それであきらめた(笑)。でも、19歳のときには「インヤン(Yin & Yang)」着てたからね、俺。

干場:インヤンですか。やっぱり早いですよ。

哀川:メンクラ(MEN'S CLUB)だったから、愛読誌が。俺の着こなしは独自だけど、結構、昔から服は好きなんだよね。

干場:サングラスとかもつくってらっしゃいますもんね?

哀川:うん、つくってる(哀川のオリジナル眼鏡ブランド『SAMURAI SHO』)。俺が鹿児島から上京して学生やってた19歳のときに、宇崎竜童さんがキャノンのカメラのコマーシャルをやってたんだけど、宇崎さんがかけてたサングラスが、むちゃくちゃカッコ良かったのよ。で、その頃、たまたま新宿で宇崎さんとすれ違ってさ。俺、宇崎さんを追いかけていって、「すいません、そのサングラスむっちゃカッコイイんですけど、どこに売ってますか?」って聞いたもんね。

干場:アハハハ。

哀川:そしたら宇崎さん、「道玄坂の○○ってメガネ屋さんに売ってるよ」って教えてくれて。そこに行って同じメガネかけたんだけど、似合わないからやめたよ。

干場:本人に聞いちゃうのがすごいですよね。チャンスを逃さないというか。

ヤンキー時代の武勇伝

哀川:ダブルのライダースを新宿駅で初めて見たのも19歳のときだったのよ。鹿児島にはなかったから、初めてあれを着てる2人組を見たときに「なんだ? こいつら」って大感動して。リーゼントしてて、まあ、当時のローラーだよね。そのときも、そいつらの肩ポンと叩いて、「ねえ、ねえ。それ、どこに売ってんの?」って聞いて、最終的に、アメ横まで連れてってもらったもんね。俺、人に対して恐怖心が1個もないんだよ。

干場:でも、当時ダブルのライダース着てるぐらいだから、おそらくトっぽい二人組でしょうし、喧嘩とか売っちゃったら、めんどくさそうなタイプだと思うんですよ。そこに聞いちゃうっていうのが......(笑)。

哀川:だって、こわくないんだもん。東京出てきたばっかの頃、ひとりで歌舞伎町で遊んでたんだけど、こっちは田舎くさいカッコしてたんだろうね。不良が5、6人やって来て、俺をサブナード(新宿・歌舞伎町の地下ショッピングモール)に連れていって、「カネ出せよ」とか言うのよ。「え、誰が?」「いいからカネ出せよ」「何? 俺が? 俺が?」って言って、最後はムカついてボッコボコにしてやったよ、全員(笑)。オマエら、誰にカネよこせっつってんだよ、みたいな。

干場:いやー、最高ですね(笑)。

哀川:それぐらい10代は暴れん坊だったよ。

FORZA STYLE:不良に絡まれても動じないっていうのは、やっぱり翔さんが柔道とかやってたからですか?

哀川:そうだね。もう相手掴んじゃえば、こっちのもんだと思ってるから。やっぱり若い頃、武道とかやったほうがいいよ。うちの息子はサッカー部だけど、極真もやってて、受けがすごいのよ。全部交わすから。殴られないために極真やってるんだよね。俺も中学3年間、柔道やってたおかげで、いくら殴られても平気だと思えるから。中学時代だけ? っていうかもしれないけど、鹿児島の柔道って異常に強くて喧嘩なんだよ、もう。

干場:その頃の蓄積が絶対的自信になってるんですね。その頃、体格って、どうだったんですか?

釣りとゴルフで鍛えた強靭の腕

哀川:チビ、チビ。中学の入学式の時点で142センチしかなかったから、超チビだったんだけど、喧嘩むちゃくちゃ強かったのよ。でも、中学卒業するときには170あって、高校で器械体操部に入ったら178までいった。178センチの体操部員なんていないから、ジャンプ力とかすごかったよ。柔道と器械体操が俺の体をつくったね。

干場:喧嘩も強くしてくれたと。

哀川:強くなった。元K-1の、武田幸三っているじゃん? 俺、こないだ、あいつと腕相撲やって勝ったからね。武田幸三のほうが一回り若いし、体重もあるんだけど、俺が勝った。武井壮にも勝ったし、グッさんにも勝ったよ。グッさん、吉本(興業)でいちばん強いんだって。5年前に負けたんだけど、復讐戦(意味不明)で勝った。

干場:はあ~。相手、猛者ばかりじゃないですか! 今もなんか鍛えてるんですか?

哀川:なんもしてないよ(サラッと)。ゴルフと釣りしかしてないもん。それでも鍛えられるのよ、一生懸命やると。俺、2時間でも3時間でもリール巻いてるから。だって、元・柔道家の篠原(信一)が巻けないリールを俺は巻くからね。(左腕を出して)ほら、ここ触ってみてよ?

干場:うわ...すごっ! これ凶器です、凶器!(汗)。ヤバいっすね。ジムとか行ってなくて、これなんですか?

哀川:ジムなんて行ったことないし、俺、体鍛えること1個もしてないよ。こないだライザップの人にもビックリされたんだけど、生まれつきだって。やっぱり。

干場:そんなことあるんですか!?

哀川:あるんだって。ライザップの人いわく、「相当やってるか、生まれつき、どっちかです」って。ということは、俺、1個もやってないから生まれつきなんだよ。だから、モップぐらいだったら折れるよ。

FORZA STYLE:モップぐらいなら折れるって、もはや格闘家のセリフですよ(笑)。

哀川:それぐらい鍛えられるんだよ、釣りで。大体、カジキマグロ釣りに行っても、みんな5分持たないんだけど、俺、2時間40分やったことあるからね。リール回しっぱなしで。

干場:に、2時間40分......!? 手が取れますよ、そんなの!(苦笑)。

哀川:だから、持久力あるんだよな。そのときの魚? カジキマグロ? もちろん上げたよ。

干場:いやー、翔さんの強さはナチュラルボーンなんですね。凡人がかなうはずないです!

まだまだ熱いトークは、インタビュー中編に続く! ソイヤッ!!

Photo:Tatsuya Hamamura

Text:Naoya Aoyagi

Edit:栗原P

哀川翔(Show Aikawa)
1961年、徳島県生まれ、鹿児島県育ち。一世風靡セピアの一員として「前略、道の上より」でレコードデビュー。TVドラマ「とんぼ(TBS連続ドラマ)」、映画「オルゴール」での新人らしからぬ存在感が認められ、一躍脚光を浴びる。その後、高橋伴明監督に見出されて主演をつとめた『ネオチンピラ 鉄砲玉ぴゅ~』を皮切りに、東映Vシネマで、たて続けに主演をつとめ、ヒットシリーズを連発。現在はドラマ、映画、またバラエティ番組でも独自の存在感を発揮し、活躍中。

 

 

 

芸能生活32年、55歳になった哀川翔の人生訓をまとめた一冊、『ブレずに生きれば道は拓ける! 一翔両断!!』(KADOKAWA/角川マガジンズ)が、現在、好評発売中。「仕事」「男と女」「子育て」など、複数のジャンルごとに哀川の名言をビッシリ収録! 1500円+税
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