アクアパッツァは素材が命
Buono! 元料理人のFORZAライター・ナオキーノです。
魚介類を煮込んだ南イタリアの郷土料理、アクアパッツァ。魚介の旨味と、トマトの酸味が溶け込んだスープはまさに絶品です。作り方は簡単で、普段のおかずやホームパーティの主役としても大活躍する料理です。今回は、アクセントに女性に人気のパクチーを加えてみました。
アクアパッツァでキモになるのは素材。魚介系は同じ種類でも、鮮度や産地、天然や養殖の違いで大きく味が変わります。魚で出汁をとる場合、やはり新鮮な天然の白身魚がオススメです。鮮度があまりよくない場合、ニンニクの香りで味をごまかしたりしますが、今回の魚は新鮮ですので、ニンニクの主張を抑えるため、あえて炒めて香りを出さずに途中で加えてみました。スープまで飲み干せますので、ぜひお試しください。
「天然鯛のアクアパッツァ」のレシピ

【食材】
鯛 1/2枚
あさり(塩抜き) 15個
ミニトマト(ヘタ取り) 6個
パクチー 少々
白ワイン シャルドネ辛口 150cc
水 100cc
E.X バージンオリーブオイル 少々
ニンニク 少々
塩 適量
コショウ 適量
【おさえるべき4points】
1.魚は天然の白身魚を使う。
2.魚の皮は旨みと香りをだすためにも、パリッとなるまでしっかり焼く。
3.アサリは火が入りすぎると固くなり、身も取れてしまうので、口が空いたら必ずフライパンから外す。
4.蒸し焼きをするのに、グツグツさせると身が崩れてしまうので、弱火にする。
以上のpointsを押さえて動画のとおりに調理すれば、簡単に美味しい天然鯛のアクアパッツァが作れます!
おいしい手料理に、彼女の笑顔もきっと輝くはず。 次回のラグ飯もお楽しみに!

Text&Cooking:Naokino
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