「過ぎたるは及ばざるが如し」。なんでもトゥーマッチは恥ずかしいものです。トレンド過ぎ、イタリア過ぎ、カジュアル過ぎ、全身黒過ぎ、柄過ぎ、色使い過ぎ…etc。普通でいいんです、普通で。女性の本音を大切に考える『FORZA STYLE』では、シンプル&ベーシックな装い方をしているセレブをピックアップし、その着こなしやアイテムをご紹介します。今回は、大人気、M-65フィールドジャケットの着こなし方です。
LESSON 76 ブラッド・ピットに学ぶM-65の着こなし方

アメリカ軍の野戦用ジャケットとして人気が高いミリタリージャケットのM-65(1965年に採用されたから、M-65という名前)。男らしい無骨なデザインと機能性が人気で、毎シーズンのようにさまざまなファッションブランドが新作をリリースしています。カジュアルシーンだけではなく、スーツの上にコート代わりに羽織ったりと着こなしの幅が広いのも人気の理由のひとつ。そんな定番アウターであるM-65フィールドジャケットをFORZA世代(40代)が、お洒落に着こなす方法をハリウッド俳優のブラッド・ピットから習いたいと思います。
オトナの着こなしポイントは、ずばりインナーです。ブラピのように、ブラックシャツを選ぶことで、バーなどで上着を脱ぐ場面において、ニットやカットソーよりも上品で都会的な印象を与えます。テーラードジャケットよりもカジュアルな印象が強く、
M-65フィールドジャケット選びにおいて気をつけたいのは、サイズ感です。ジャストサイズを選ぶことにより、スタイリッシュに決まり、都会的で洗練された印象に。さらに、フロントのジップを締め、ウエスト部分にあるドローコード(紐)を縛ってくびれを作ることで、腰位置を高く見せれば脚長効果も得られます。
パンツは、色落ちしていないブルーデニムやブラックデニムを選び、全体をワントーンでシックにまとめることで、オトナの落ち着いた雰囲気を醸し出せます(普通でいいんです、普通で)。マンネリしがちなM-65フィールドジャケットの着こなしを、色の組み合わせやインナーをアレンジして、都会的にアップデートしてみてはいかがでしょうか?
Text:Satoshi Nakamoto
ブラッド・ピットのように装うならこんなアイテムがオススメ

ミリタリーデザインをHERNO(ヘルノ)らしくエレガントに昇華したM-65フィールドジャケットはシャリ感の少ないしなやかなポリナイロン素材を採用し、しっとりとしたタッチが非常に上品です。
※こちらの商品はFORZA STYLE SHOPでお買い求めできます。
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JACOB COHEN(ヤコブ コーエン)の613スラントポケットモデルを採用したワンウォッシュタイトストレートデニムは生地裏にカモフラージュ柄をプリントしたデニム素材を使用し、これ見よがしにアピールするわけではないですがほのかな遊び心が感じられます。
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