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FASHION 干場に着させたい松竹梅

東京カレンダー 編集長が教える「スニーカーの松竹梅」とは?

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ウエア同様にネイビーとホワイトを組み合わせたクリーンなHYKEとのコラボレーションしたアディダスのスニーカー。無駄をそぎ落としたシンプルさとクラシックな表情を湛えながらも今っぽさも共存するデザインでHYKEの世界観を表現。黒のようなダークネイビーがシック。adidas Originals by HYKE 2万520円/アディダスグループお客様窓口(0570-033-033)※ただいま販売終了

大槻:お次はアディダス×HYKE(ハイク)のコラボスニーカーです。こちらは2万540円と少々お高めですが、発売してすぐに購入したシロモノです。実はこのベルクロのローカットはこのネイビーと白があって、最初はまよわず白を購入。しかし、このコラボ自体がなくなるかもと聞いて、慌ててネイビーも購入した次第。ご存知の通りハイクはレディースのブランドなんだけど、このメンズのスニーカーがとてもいい。元ネタは昔あったスタンスミスのようで、この2本のベルクロでスタンスミスの顔が入っているデザインがあったそう。ベルクロって、コンフォートシューズって言われた時代があったじゃない? ベルクロでかっこいいのが出てくる周期が5~7年おきに突如くるよね。

干場:プラダのベルクロとか、はいてた!  あれは1990年代かな。あれもよかったよね。で、ベルクロのムーブメントが戻ってきている、と。

大槻:なんと言っても、はいていてラク。フィット感が高い。またこれはシンプルで合わせやすい。クラシックな表情とどこかモダンさを感じさせる、そのバランス感が絶妙で、それも魅力ですよね。白の方は夏に活躍したけれど、ネイビーはこれからのシーズンにもかなり使えそう。

干場:これはどんなスタイルに合わせたいですか?

大槻:これはどんなスタイルにも合いそうなのか……。う〜ん、このスニーカーなら、ファインダイニングにも行けるかなって思うんです。ダークカラーのレザーなので、例えば、きれいめなビストロにも行けそう。だから、グレーのセットアップに、中は白Tなんかいいですね。イメージ的には一世風靡です。

干場:柳葉さんみたいな?

大槻:そうねえ。いわゆるソフトスーツって言うんでしょうか。今はあそこまでの肩パットとかはないですが。

干場:今ってプリーツ入りのパンツが復活してきたりしてるし、もしかしたらまた流行るのかもしれないけどね。ちなみにこのスニーカーをはいて、どこのお店に行きたいですか? 先ほどビストロっていう言葉が出てきましたが。

レコパン ドミニク ブシェ http://www.lescopains.jp/

大槻:銀座の「レ・コパン ドゥ ドミニク・ブシェ」ですかね。あのドミニク ブシェのビストロなんです。今年オープンしたばかりのお店ですが、雰囲気がいいです。どうしてここなの?って言われると困るんですが、ちょっとおしゃれして行きたい話題のお店です。

干場:なるほど。では最後のスニーカーをご紹介ください。

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